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ドイツとオーストラリア、グリーン水素輸出入の協働で合意し、新時代に突入。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年09月16日に、ドイツとオーストラリアの両政府は2024年09月13日に、オーストラリアの企業がヨーロッパにグリーン水素を輸出するための共同宣言に署名したと発表した。そのためには、グリーン水素製品の輸入を目的とするドイツの入札プログラム「H2グローバル」を活用する。

€4億に上る取引について交渉を始めるとしている。

両国が二国間でのH2グローバルを始めることで、オーストラリアはヨーロッパ向けのグリーン水素輸送経路を確立できる。

オーストラリアの水素協議会(Australian Hydrogen Council)のフィオナ・サイモン(Fiona Simon)会長は「オーストラリアで水素プロジェクトを進める上での障壁の一つは需要だ。H2グローバルへの参加により、生産者はヨーロッパ側の輸入目標の一部になれる」と述べた。

H2グローバルはドイツをはじめとする欧州各国のグリーン水素・アンモニア調達において、需要と供給の双方の価格差に対する支援を手がける。

このパイロット版が2022年にスタートした。

この日、ドイツのロベルト・ハーベック(Robert Herbeck)副首相兼経済・気候保護大臣)とオーストラリアのデヴィット・ボーエン気候変動・エネルギー相(Australia's Minister for Climate Change and Energy, David Bowen)が、オーストラリアのブリスベン(Brisbane, Australia)で会合。これまでの「エネルギーパートナーシップ」から「エネルギーと気候のパートナーシップ」に格上げすることでも合意した。

ヨーロッパで、EV(Electric Vehicle/電気自動車)の先行きが見えにくくなり、一気にグリーン水素へシフトしている。

しかし、この動きにも不安が残る。

しかし、ドイツは今、次の冬を乗り切るために、どこにでも向かう。

結局、ドイツも豊田章男会長の全方位型に向かう。

なぜなら、誰も未来が予測できなくなった時代に突入した。

2024年08月30日---UAEの肥料会社、欧州へアンモニア供給で正式契約

https://europe.nna.jp/news/show/2705669
https://www.offshore-energy.biz/groundbreaking-step-australia-and-germany-commit-to-contribute-e400m-to-joint-h2global-hydrogen-auction/
https://www.hydrogeninsight.com/production/historic-deal-germany-to-hold-special-444m-auction-exclusively-for-australian-green-hydrogen-imports-through-h2global/2-1-1708126
https://minister.dcceew.gov.au/bowen/media-releases/joint-media-release-660m-advance-australia-and-germanys-cooperation-energy-and-climate
https://h2council.com.au/media-releases/australian-government-releases-new-national-hydrogen-strategy-and-bolsters-bilateral-partnership-with-germany/
https://h2eg.com/h2-view-news-germany-to-launch-444m-green-hydrogen-auction-with-australia/
https://www.dcceew.gov.au/about/news/australia-germany-strengthen-cooperation-energy-climate

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