イギリスで2022年04月01日から、エネルギー料金上限引き上げ。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年04月04日に、BBC電子版などが世界的なガス価格の高騰を受けた措置として、イギリスで2022年04月01日に、標準的な世帯が年間に支払う電力・ガスの合計料金の上限が54%引き上げられ、£1,971となったと報告した。 これにより、1,800万世帯が影響を受ける見通しと言う。
これはイギリスに限ったことではない。
世界規模で起こっている。
日本でも、電気代、ガス代、水道代までが倍増した。
しかし、絶対量に変化はないことから、あくどいビジネスで荒稼ぎしている国や企業がある。
https://time-az.com/main/detail/76582
イギリスで対象となるのは、「標準変動料金」と呼ばれる割高な料金プランを含め、電力とガスを1社で契約し、料金の支払いを銀行自動引き落としで行っている世帯。
前払い式の課金メーターを利用するおよそ450万世帯については、年間支払額が£708上昇し、£2,017となる。
イギリスでは電力・ガス料金の上限は、毎年4月と10月に改定される。
2022年10月にはさらなる上限引き上げが予想されており、電力・ガス料金が年間£2,600に達する可能性も指摘されている。
イギリスのシンクタンク、レゾリューション財団は2022年04月01日に、エネルギー価格高騰により一般世帯の実質所得が減少し、2022年10月に再び上限が引き上げられた場合、家計支出の10%以上をエネルギー料金に費やす世帯が全国で500万世帯に倍増する恐れがあると警鐘を鳴らした。
こうした中、イギリス政府は2022年02月に、エネルギー料金高騰による家計への打撃を緩和するため、総額£91億の支援策を発表した。
£36億をカウンシルタックス(住民税)の引き下げに、£55億を電力料金の減額に充てると言う。
ロシアが、ウクライナに攻め込んだことにより、これほど多くの人が苦しめられることになった。
しかし、これが全てロシアの責任なのだろうか??
ロシアはエネルギー輸出が激減し、その分を米国などが補うと言う。
つまり、エネルギー・マーケットの激変が起こっている。
絶定量は変わらないが、価格が上昇し、新しいエネルギー・マーケットを獲得したところは、高い価格で輸出できるようになった。
これは、戦争を利用した悪徳ビジネスである。
それを仕組んだのは誰か?
こんな簡単な方程式は、第二次世界大戦でも起こった・・
第二次世界大戦では、直接兵隊を送り込んだが、今回はそれもしていない。
この状態をマスコミも追及しないで、ロシアが、ウクライナに攻め込んだことだけを攻撃している。
それはなぜか、世界のマスコミが歪み。真実を述べなくなった。
特に、国際ニュースが、国際的な目を持たなくなった。
これは非常に危険な状況である。
2022-02-10---罰せられない殺人者「未必の故意(The Unpunished Murderers)」