イギリス政府、製造業デジタル化を支援で£5300万搬出。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年07月28日に、イギリス政府は2021年07月27日に、£5,300万を投じて製造業のデジタル化に向けた技術の開発を支援すると発表したと報告した。
国内5カ所に研究所を開設するほか、サプライチェーンの生産性向上に向けたプロジェクトなどに資金を拠出すること絵を計画している。
https://time-az.com/main/detail/74881
資金のうち約£2,500万は、研究所の設立資金とする。
産業界との共同出資により、国内の大学の協力を得て、ロボット工学を含む五つの分野に特化した研究所を開設する。
また、£1,800万は、デジタルサプライチェーンプロジェクトのコンペティションで選ばれた37件のプロジェクトへの助成金に費やされる。
コンペティションは、政府の支援により製造業のデジタル化に取り組む産業団体メイド・スマーター(Made Smarter)が実施したもので、助成対象には、インドの自動車大手タタ・モーターズ傘下のイギリスの高級車メーカー、JLR(Jaguar Land Rover/ジャガー・ランドローバー)が進めるブロックチェーン技術を利用した製革手法の研究プロジェクトなどが含まれる。
資金のうち残りの£1,000万は、メード・スマーターが先進デジタル技術の開発支援機関デジタル・カタパルト(Digital Catapult)と共同で手掛ける「デジタル・サプライチェーン・イノベーション・ハブ(Digital Supply Chain Innovation Hub)」に投じ、サプライチェーンのデジタル化に向けた技術の開発と企業への普及を促す。