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UAEの肥料会社、欧州へアンモニア供給で正式契約

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年08月30日に、UAE(United Arab Emirates/アラブ首長国連邦)アブダビ首長国(Emirate of Abu Dhabi)の肥料会社ファーティグローブ(Fertiglobe)は2024年08月28日に、EU(European Union/欧州連合)向けのグリーン・アンモニア供給を巡り、€3億9,700万規模の契約を正式締結した。初年度の2027年は1万9,500トンの供給を予定しており、最終年の2033年には累計39万7,000トンまで拡大する計画だという。

EU全土がアンモニアで埋め尽くされる。

このプロジェクトは、グリーン水素製品の輸入を目的とするドイツの入札プログラム「H2グローバル(H2 Global)」の枠組み内で実施される。ファーティグローブは2024年07月の入札で、経済・気候保護省から同契約を獲得していた。

「H2グローバル」はドイツをはじめとするヨーロッパ各国のグリーン水素・アンモニア調達において、需要と供給の双方の価格差に対する支援を手がける。

今回の契約は、ファーティグローブとH2グローバル財団の子会社ヒントコ(Hintco)により締結された。

グリーンアンモニアは、紅海沿岸アイン・スクナ(Ain Sokhna)のグリーン水素プラントから供給される。ファーティグローブはエジプトで、同国の建設大手オラスコム(Orascom)・コンストラクションなどを含むコンソーシアムを通じて同事業を展開している。コンソーシアムには、太陽光発電施設の建設・運営を手がけるノルウェーのスカテック(Scatec)、肥料や化学品の製造・販売を手がけるオランダのOCI、TSFE(Egyptian Sovereign Wealth Fund/エジプト政府系基金)などが参画する。

ファーティグローブはこの事業について、ヨーロッパのグリーンアンモニア市場の拡大に向けた重要な一歩だとコメント。域内のエネルギー産業の脱炭素化を推進する上で大きな役割を果たすと意気込んでいる。

これからは、経済が大きく動き出す。

日本は、それにどう対応するか?

伊藤忠は、今イスラエルから、アラブにシフトした。
大きなチャンスが来ている。

https://europe.nna.jp/news/show/2699734
https://www.offshore-energy.biz/fertiglobe-and-hintco-officially-seal-e397-million-deal-for-green-ammonia-supply-to-europe/
https://www.offshore-energy.biz/partners-to-start-construction-of-low-carbon-ammonia-facility-in-abu-dhabi/
https://www.egypttoday.com/Article/3/133608/Fertiglobe-to-export-green-ammonia-from-Egypt-to-Europe-securing

https://www.agbi.com/sustainability/2024/07/fertiglobe-wins-first-bid-to-supply-renewable-ammonia-to-europe/
https://www.reuters.com/sustainability/climate-energy/germany-awards-tender-fertiglobe-green-ammonia-egypt-2024-07-11/
https://english.news.cn/20240713/4e382ade1f9640beb49c572360d1a948/c.html
https://www.egyptindependent.com/egypt-green-hydrogen-wins-397-million-euro-contract-to-export-ammonia-to-europe/

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