GR IIIxのアクセサリー
GRIIIxを使い始めて2週間。GRIIIと同じボディなので、すでに多くのアクセサリーが流通している。そこで、あくまで私の使い方に限っての話だが、各アクセサリーについて「あると便利」なのか、または「なくてもいい」のか評価してみた。
ケース
何回か取り上げてきたが、ボディーが防塵防滴ではないので、ある程度保護されるケースは必須。ただ、電源オンでさっと立ち上がりすぐに撮れるのがこのカメラの長所なので、その速写性を損ねないようにしたい。
具体的には、純正やインダストリアのケースが良さそう。
これについては、「最初に必要なアクセサリーだ」と思い既に買ったが、なかなか快調である。
密封するわけではないので、雨の時はケースごとビニール袋やジップロックに入れるような対策も必要かもしれない。
背面モニターカバー
X-T4の背面モニターのように裏返して保管できず剥き出しになっている。保護のためにはカバーが必須。
経験上、とがった部品に当たって傷がつくのを防ぐために、強化ガラス製の製品が安心と思い、GRAMASのを買った。
貼りやすくて気泡も入らず、透明度も高くて快調である。
サムレスト
ホットシューに差し込む親指の置き場所。ホールド性が向上するらしいが、GRシリーズはもともと不思議にホールド性がいいのと、親指で操作するボタンが押しにくくなる恐れがあるので、あまり必要性を感じない。
片手でつかう場合のホールド性に不安があれば、値段が1,700円と手頃なので、試してみてもいいかもしれない。
予備バッテリーと充電器
GRIIIの時から、「バッテリーが持たない」との評価を聞くが、このカメラの場合、長時間連続で撮り続けることはあまりないはずで、個人的に必要性は低いと思っている。
もしもの場合も、USB給電に対応したので、USBケーブルでモバイルバッテリーを繋ぎながら使うこともできる。
その場合は、USB-C端子がL字型に曲がっているケーブルの方が持ちやすいと思う。
外付けファインダー
背面モニターは、明るい場所で見づらいので、必要性は感じるが、せっかくのデジタルカメラなのにパララックスのある光学ファインダーしかないのは残念だ。個人的には、アレは懐古趣味のユーザー向けの、見栄えのためののアクセサリーだと思う。
端子があるのかは知らないが、ホットシューに装着できるEVFなら欲しいが、過去も含めてGR用としては発売されていないようだ。
ストラップ類
両吊タイプは手軽さをスポイルするので、付属のシンプルなタイプがベストだと思うが、これについては全く好みの問題なので、「人による」としか言えない。
このカメラにはストラップ取り付け場所が3ヶ所あるので、いろいろな取り付け方が選べる。インタストリアのグリップタイプも便利そうだ。
以上。思いつく限り選択肢を上げてみた。
極論すれば「シンプルなのが一番」ではあるので、GRIIIxの軽量コンパクトさをスポイルしないようなアクセサリを選びたい。