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同人誌を買ってみた

noteでフォローしている「早乙女ぐりこ」さん。

noteでは日記を連載しているが、文体も内容も面白くて、「こんな文章が書きたい」と(遠い)目標にしている方である。

この方が、同人誌を作っていると聞き、注文してみた。

大昔にマンガの薄い本は買ったことがあるが、文芸の同人誌を買うのは初めてだ。

サイトのシステムもAmazonなどとは大きく違っており、カートに入れて決済したら、発行人のところに直接連絡が行き発送作業自体もその発行人が行うことになっているらしい。

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その後、2日ほどで注文した三冊が届いたので、まずは「早稲女×三十歳」を読んでみた。

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「早稲女」と「三十歳」。どちらも呪いのように自分のあり方を規定しようという言葉だった。

29歳の誕生日に
夫から離婚を切り出された早稲女同盟編集長が
様々な喪失を経験しながら「30歳」を超えるまでの25か月間。
絶望も希望も、すべて言葉にして紡ぎ出す記録文学。

奔放だが繊細で、自滅的だが逞しい30歳の心の記録。行動と心理のギャップが切ない。

あっという間に読み終えたが、繰り返し読みたい文章なので、時々本棚から取り出して読むことになると思う。

残り二冊は、すぐに読んでしまうのはもったいない気がするので、期間を空けて読んでみようと思う。

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