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Netflixオリジナル映画「レッド・ノーティス」感想
昨日のネットカフェに続いての「久し振り」として、映画を観に行こうと思っていたが、時間が合うのがなかったので、家でNetflixの映画を観ることにする。
Netflixオリジナルの「レッド・ノーティス」。「4K HDR」対応。11月12日から公開されたばかりで、巨額の予算で話題になっている。ナル映画。
我が家にはせっかく4K対応のTVがあるのに、対応のチューナーがなくて4K放送を観られない。今のところ、Netflixだけで4K映像を観ている。
いつもはスマホを片手にながらで観るが、今日は飲み物だけを近くに置き、部屋の照明を消して映画館っぽくしてみた。適度な没入感があっていい感じ。
豊富な予算で制作されたリッチでテンポのいい映画。豪華ではあるが、時節柄野外でのロケができなかったのか、街中での派手なカーチェイスや爆破シーンは少なめで、その分がロック様のドウェイン・ジョンゾンと「テッド・プール」のライアン・レイノルズと「ワンダーウーマン」のガル・ガドットのギャラに使われたのではないかと思われる。
それぞれの俳優がパブリックイメージ通りのキャラクターを演じているが、ガル・ガドットの吹き替え版の声優が「ルパン三世」の峰不二子みたいな喋り方なのはちょっと違うと思った。
派手はアクションはあるが、美術品泥棒の騙し合いの映画なので、他のNetflixの映画のように次々に人が死ぬことがなく、その点では万人向き。多分、一人も人が死んでいない。
人が死なないこともあり、全体的にコミカルで明るい雰囲気。「シャーシャンクの空に」「ジュラシックパーク」「ジェフ・ゴールドブラム」「ヴィン・ディーゼル」などなど映画のネタが出てきてクスッとさせられる。
深いテーマは一切ないし、考証的には突っ込みどころもあるが、派手なアクションと軽妙な会話、美しいガル・ガドットを観て楽しむ映画。
十分高いレベルな映画で、今月分のNetflix代の元を取ったと思った。