男性のポルノ断ちは難しい〜理解されないポルノ依存の苦しさ〜
絶賛禁欲失敗している中年男の小言から始まることを許していただきたい。
長文だが、悩める男性諸君の共感を得たいので書かせて欲しい。次回からは短くするつもり。
社会的にはただの言い訳と言われそうだが、ポルノ依存を抜け出すのは個人的には相当に難しい。
しがない自営業をしている私は、全く収入は安定しない。忙しい時は休みなく働くがそれは苦じゃ無い。
問題は暇な時だ。
1〜2ヶ月近く仕事が無いこともあるが、その度に強烈な不安感から余計なことを考えて調べてしまったりして、時間を浪費する。
ポルノ情報もその一つで、全く生産性のない行動なのはわかっているのだが、脳みその原始的な部分を刺激するので止められないのが厄介だ。
毎日会社に行って毎月お給料をもらえばその不安が消えるのかというと、たぶん他の不安が出てくるのだろうから、不安衝動からの行動という部分は変わらないだろう。
現代に生きていると、エロ可愛い女の子の画像を避けることなど不可能に近い。
コンビニでは入口近くに水着の女の子の表紙が並び、SNSでもネットニュースでも、愛用しているSmartNewsアプリでさえ、わざわざ自ら性的なアピールをする女の子が溢れている。
頼んでもいないのに表示されるTikTokの動画なんて、若い可愛い子がクソ短いスカートや体型を強調する服で笑顔でクネクネとエロい振り付けで踊っている。
先月の中旬、仕事が暇で日課のようにネットサーフィンして、日課のようにエロ可愛い女の子を見ていた。
いよいよ脳の状態がおかしいと自覚し始めていた頃、巷では児童ポルノ絡みの逮捕ニュースが毎日流れていて、「またマスゴミは安易にPV稼ぎしやがって」と思うと同時に、「このままいくと自分もヤバい方向まで行っちゃうなー」と危機感と恐怖心を覚えた。
いや、正確には過去にも何度も恐怖心からポルノ断ちしようとして、ブラウザを消したり巡回していたまとめサイトも全部消したりした。
つか1番良いのはデジタルデトックスをすることなのは知っているし、実体験として効果があった。
でも、大人は毎日PCに向かい、インターネット無しでは仕事が成立しない現代で、デジタルデトックスなど理想論であり不可能なのだ。
ひとたびインターネットに繋がれば、脆弱な意思の力だけでポルノ情報から逃げなければならない。
1枚水着のグラビアアイドルの写真でも見ようものなら、せっかく断ち切っていた脳内のポルノ依存回路が簡単に復活してしまう。
仕事も無いくせに先月ジムを契約した。
暇だなーと家でじっとしている時間を減らすのが大切だからだ。あと太ってきたから。
個人的には太ると頭がぼーっとするし、ポルノ欲が強くなる感覚がある。
筋トレではなく有酸素しかしないが、家でネットを見る時間を作らないのが目的なので、運動内容はどーでもいい。
そんな感じで3週間ほどポルノ情報に意図的にアクセスしないことに成功していた。
でも、つい最近大きな飲み会があった。これが失敗だった。
普段は酒は家で10日に1回程度しか飲まないし、飲み会にもほとんど行かない。
この大きな飲み会は仕事関係だったので、断ることもできないので参加した。
久々の飲み会は楽しかったし、たらふく飲んだ。
二次会まで行ってベロンベロンだった。
翌日は二日酔いで使い物にならず、3週間毎日行っていたジムを休んだ。半年かけて痩せるくらいのノリだし1日くらい良いだろうと。
ルーティーンが無くなると、二日酔いの脳みそは意味もなくネットニュースを見始めた。
そして当然目に入るグラビアの女の子。
絶対酒のせいだと思うが、いつもよりムラムラしてしまった。
その後はしょーもないの一言。
二日酔いのバカはネットであれよとあれよと見て周り、興奮して止まらない。
最後の抵抗というか、実際に「出す」行為はしなかったものの、出そうが寸止めしようが脳へのダメージは同じなので意味がない。
こうして一瞬で脳みそが3週間前の状態にリセットされた私は、それから4日間毎日エロ可愛い女の子を見ては、意味のない人生を送っている。
ポルノ依存に悩む男性の苦しみ、社会はわかってくれないが、吐き出せる場所が少なくとも自分には必要だからこのnoteを作った。
女性も最近は自撮りを売るだけで逮捕報道されるようになってきたが、大抵その際は貧困被害者扱いもセットな印象だ。
一方で男性のポルノ依存は問答無用で逮捕の未来が待っている。
グラビアアイドルがエロ可愛くおっぴろげるのは自由だが、それを見た男性諸君は脳が破壊されている自覚を持たなければ、いつのまにか依存症になってしまう。
性欲への刺激は脳に根深く突き刺さる、これ以上無いほど人間を簡単に狂わせられる方法だから世の中に蔓延しているのだ。要は金になるのだ。
我々男性は、この刺激から意図的に距離を取らなければならない。
ということで、いい加減ポルノ断ちに再度挑戦しようと、ここに殴り書きの所信表明をしたところである。