メガロシティってなんだ?
0.ドーモ、ヘッズ一次アンソロ参加者です
やぁどうも。
ありがたいことに以下の企画に参加させていただくことになりました。
ヘッズ一次創作アンソロジーです。
創作のメインテーマは【SF】、サブテーマは【メガロシティ】です。
イメージとしてはニンジャスレイヤーの舞台であるネオサイタマを思い描けばいいでしょうか。
ただ一次創作ではあるので、せっかくだから自分だけのSF、メガロシティを妄想したい!
なので書くにあたって考えたことをまとめてみようと思います。
問1、メガロシティってなんだ?
まずは言葉の定義から。
megalo
1巨大な.2異常な大きさの.3大げさな
city
(town より大きい)都市、都会、市、市長または市議会の行政下にある自治体、国王の勅許状によりその名称が与えられ、通例 cathedral のある都市、人口に基づく最高の地方自治体、全市民、(London の)シティー、財界
(Weblio英和辞典・和英辞典より)
超巨大都市と意訳しても間違いではなさそうです。ただメガロマニア(誇大妄想)という言葉もあることから、メガロシティ=ユートピア(理想郷)という式は成り立たない印象があります。
巨大な都市だがその存在は手放しで喜ばれるものではない、みたいな。ネオサイタマも問題のある都市という言及がたびたび見られた覚えがあります。
現実の都市も同じですね。
というわけでぼくの中の結論は以下の通り。
Megalo City
1.異常なまでに巨大な都市
2.発展、過密化しているがその状態を讃えられない都市
問2、メガロシティの具体的な条件
単にメガロシティというと舞台が絞られません。
イウォークアドベンチャーめいた樹上住居がめっちゃ連なってるとか、ミナスティリスみたいな巨大城郭都市とかもメガロシティと言えなくはないでしょう。
SFメガロシティと題した時、その都市に無くてはならないものは何か?
映画や漫画を念頭にちょっと列挙してみましょう。
1.住人
:これが居なけりゃはじまらない。ざっと一千万くらいは欲しい?
2.高層建築物
:タワーでもピラミッドでもコロッセオでもよし。
構造力学的に無理があればあるほどポイント倍点。
3.立体交通網
:車道、鉄道問わず。これも複雑に入り組んでいればいるほどポイント倍点。
4.照明
:ケバケバしければポイント倍点。不夜城感と不健康感を割り増しできる。
5.大きな力(19.12.05追記)
:メガロシティを運営、あるいは方向付ける資本、政治、その他なんらかの力。狭い範囲に大勢の人間を押し込めるに足る魅力や強制力もこれに入るでしょうか。(出展:むつぎはじめ=サン)
かなりざっくり挙げてみましたがこんな具合。
ブレードランナーを念頭に入れましたが、ちょっと単純すぎるかもしれません。これだけだと我等が東京もSFメガロシティじゃないか。
結論、結局メガロシティってなんだろ?
それは『あんなこといいな♪できたらいいな♪』を数百万人分かさねて合体させたものだ、というのが暫定の結論です。
人が集まって暮らす場所には段階があります。それはシムシティにも設定されている
集落(数世帯)→村(数十世帯)→街(数千世帯)→都市(数万世帯)
このような感じで発展していきます。
ただしドバイみたいに超お金持ちが一から作り出す例外もあります。
ともかく、メガロシティができるまでには様々な利権、思惑、ワガママ、バカ、ウカツ、だってしょうがいないじゃないか、等が積み重なっていると思われます。そのカオスの集合体が都市であり、SFメガロシティとなっていくのでしょう。
より詳しくは建築の都市計画論や考現学、ブレードランナー学会、AKIRA研究会等の先人達がまとめてくださっていると思うのでそちらを見るのもいいかも知れません。ぼくも見ました。
そう、2049の都市感も印象的でしたよね。
ぼくは農場とホログラフ屋さんとゴミ集積所が好きです。
今後、加筆していくかもしれませんが今はこんなところです。
それでは。
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