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隻狼考察ー五重塔と葦名全景ー

1.さて葦名よ お前には何が潜むのか

隻狼のプレイを終えて後、同作の考察動画やサイトをちらちら見ている今日このごろ。

どうしても気になって周遊旅行していました。

2.源の宮の五重塔が奇妙だ

五重塔、三重塔等の仏塔は、インドはストゥーパから発祥したとされる納骨堂です。

仏舎利(釈迦ないし高僧の遺骨)を納める建築物となっています。

舎利を収めるだけなら、仏塔の先端に位置する相輪塔というものの先端に納められることもあるんだとか。

で、葦名には3つの仏塔が存在します。

・竜泉川端の平田屋敷の三重塔
・金剛山仙峯寺の五重塔
・源の宮の五重塔

これら三つをみると、だいたい同様の形と思われます。
屋根、軒瓦、相輪は概ね同じ。建設年代が違い、建てた者も違うとなると大きく建築様式が違ってもおかしくありませんが、そうはなっていないように思います。(違ってたらごめんなさい)

ただ素人目に見ても明らかに違う部分があるんです。

画像1

源の宮の相輪

画像2

仙峯寺の相輪

画像3

平田屋敷の相輪

拡大します。

相輪の違い

源の宮のみ、相輪の水煙という部位が違うんです。

水煙とは鴟尾、鯱鉾等と同様に建物を火災から守る魔除けです。仙峯寺と平田は同じ水煙ですが、源の宮だけ平べったい何かがついています。

なんだろうこれ、と思いググっていましたが結局、類似するものが見つけられませんでした。単なるテクスチャのミスなのでしょうか。

源の宮の塔には入ることができません。そのため中に何があるかがわからないのです。

しかし、諸兄が考察する通り源の宮は神道、陰陽五行の世界観が色濃く、仏教の色が見られるのがこの五重塔のみです。

なぜこの五重塔は源の宮に建てられたのでしょう?僧侶のいない源の宮では仏塔は不要のはず。そもそも死なない彼らに墓は要りません。

それでもなお、異教の概念を取り入れてまでその死を記念しなければいけない人物がいたのでしょうか。あるいは仙峯寺で技の伝書、平田屋敷で忍具が納められていたように、かつてこの塔の中にゲーム上重要なアイテムが納められていたのでしょうか?

結論は出ませんでしたが、ぼくは不死斬りが納められていたら面白いなと思っています。

追記

水煙の形状が違う=防火対策をしていない→ひょっとして火をつけたら燃える?

以上の考えから火を付ける忍具を試しましたが変化はありませんでした。土の塔は絶対許しません。

3.桜を見つけた?

そんな捜し物をしているさなか、立派なオンバシラをくっつけたデイダラボッチの上から下界を見渡していると妙なものを見つけました。

源の宮から葦名方面

画面左側①です。

霞んで見辛いですが、これ雪山ではないように見えます。むしろこれは桜に見えます。

続けて画面右側②。奇岩。

画像6

仙峯寺の建つ金剛山と山影が似ているように思えます。

ひょっとしてこの桜、常桜じゃないでしょうか。かつて葦名城に咲いていた桜です。

考察勢によると葦名は次元が歪んでいるとか。葦名において桜は異界=源とつながる重要な代物。枯れてもなお、その位置は源から見えているのかもしれません。

奇岩のほうは仙峯寺だとすると、源の宮の断崖から葦名の主要施設が一望できているのではないでしょうか。

あ、オチはないです。

4.未来へ

エルデンリング楽しみだなぁ!

いや隻狼もDLCとか欲しいですよ。これだけで終わるにはもったいない世界観とやりごたえ。

フロムソフトウェアのますますのご活躍に期待しつつ、ダークソウル3で大斧を振り回していこうと思います。

現場からは以上です。

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