総合目次:近未来建築診断士 播磨
001:はじめに
人と変わらない思考を持つ人工知能、核融合炉、ナノマシン、サイバネティクス、宇宙殖民、etcetc。多くのサイエンスフィクションが描いたテクノハザードをことごとく回避し、変わらない日常が続いている地球。かつての先端技術も、時間がたてば傷むし壊れもする。
これはそんな世界で、先端技術と人間が常に触れ合う場所=建築物のいろんな問題を診断し、解決策を探る地味な商売。建築診断士の卵である播磨宮守の日常の記録。
こんなお話です。この粗筋で興味をもたれた方はゼヒ、お読みください。
002:作品の量
この物語は、ダイハードテイルズ出版局の逆噴射総一郎先生が主催した『逆噴射大賞』から生まれたものです。
当初、各話400字以内で書き始めたため、そのスタイルで投稿していました。また一つのお話は短編小説程度の文章を目指しており、第1話:ホワイトムースは原稿用紙48枚程度となりました。
各話は複数のパートで構成されています。現在はパートが完結したものから、まとめ読み用記事を作成しています。
003:各話紹介
第1話:ホワイトムース
可塑性の建築物、不可解な帳簿。食い詰め新人建築診断士の初仕事。
第2話:戦場のテント
素性不明の女性からの依頼、仮設建築物。建築を診断することは、時に人を診断することにもなる。
第3話:奇跡的な木の家
初めての公的機関からの依頼、一軒家。その家にはみため以上のものがあった。
第4話:無自覚な従僕たちのマンション
本格的な住居に挑む駆け出し建築診断士。どこかおかしな住民達が彼らを出迎える。
第5話:近未来都市の隠居所
依頼内容は診断ではなく、設計。誰にも干渉されない終の棲家。
播磨は依頼を完遂することが出来るのか。
準備中……
004:短編
ある日の診断作業風景
人工知能と、かつてあったしょーもない世界の危機の話
エアコンが壊れた
ドアを開けたら床が無かった
ビルの屋上から鳩(ドローン)が飛んでいく
ターンテーブル上の住宅街にて
・・・
今後追加の予定有り
■ファンアート
ホワイトムース編のファンアートを描いて頂きました。
24歳美人建築診断士の肖像をどうぞごらんください。
安良さん、本当にありがとうございます!
SFが実現し過去になった時代。 先端技術が陳腐化しても人の住まいは問題だらけ。