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2/8 セカンド・オピニオン < アトピー&酒さ治療を振り返る

こんにちは。アトピーと酒さの治療で食事療法を実践中のまちゃこです。酒さと診断されてから、約1年が経過したので、その間の治療などをまとめています。

初めて会った医師に酒さと診断されたのがどうにも解せず、直前まで通っていた病院&以前のかかりつけ医のいるクリニックに足を運ぶことにしました。これまでの診察でそんな話は一度も出たことがなかったので、何かの間違いのように思えたし、もし仮に酒さではない別の病気だとしたら何が考えられるか意見を聞いてみたかったからです。デュピクセントによる治療を始めたために酒さを誘発したのか、酒さとアトピーを併発しているのならどちらを優先して治療をするべきか、デュピクセントの治療を止めて抗ヒスタミン剤による治療に戻れるかなど、相談したいことはたくさんありました。

結論から言うと、二人の医師のセカンド・オピニオンは漠然としていました。「酒さではないとは言い切れない。別の病気かもしれないが、デュピクセント皮下注と抗ヒスタミン薬の内服を続けましょう」でした。(投薬から1年がたつ2020年6月までは続けたいような感じでした。)顔に蕁麻疹のようなまだら模様がでてから既に半年が過ぎていて、どうにかしたいと思う私の気持ちとは裏腹に、とりあえず現在の治療を続けるのを勧める医師たち。焦りと募る不信感・・・ただ、私の中では、酒さと診断した医師のもとにも、また、セカンドオピニオンをくださった二人の医師のもとにも、通うことはないだろうと漠然と感じていました。

私が今後の治療について悩んでいた時期は、ちょうど2020年3月・4月でした。丁度、コロナが猛威を振るい始め、世界的製薬企業によるワクチンの開発が急がれていた時期でした。今後予想されるワクチン接種とデュピクセント服薬の併用の可否については、当時、何の情報もありませんでした。客船ダイヤモンドプリンセスで、コロナに感染した人たちの症状のひどさや感染力の強さを仕事を通じて見聞きしていたこともあり、Covid-19対策のワクチンが接種できるようにしておきたいと思いました。デュピクセントは免疫抑制剤の一種。免疫抑制剤を使用してもコロナに感染しやすくなるということはないと後から判明しましたが、高齢者・がん患者・基礎疾患がある人はコロナが重症化しやすいということは既に報じられており、自分がそういうハイリスクのグループに入っているかもという危惧はありました。

また、実はデュピクセントによるひどい副作用が2つほど出ていました。アレルギー性結膜炎と性器ヘルペスです。もともと近視でコンタクトレンズを着用していたのですが、眼のふちが赤く腫れて、コンタクトレンズを入れられなくなりました。眼科で診てもらうと、眼のふちだけでなく、まぶたの裏側の粘膜がデコボコに腫れているのがわかり、点眼薬を処方してもらいました。しかし、点眼薬を使っても、長時間コンタクトレンズを着用できるまでには回復しなかったので、眼鏡をかけて暮らすようになっていました。

性器ヘルペスのほうは、デュピクセントの自己注を始めて3~4か月経ったあたりから、毎月症状が出るようになっていました。PMSみたいな感じで毎度、粘膜や外陰部などに潰瘍ができました。痛かった!排卵後、すぐに薬を飲み始めて5日間きっちり飲めたときはそれほどでもありませんが、うっかり薬を飲み忘れたときは、症状が長引きました。下着で擦れたり、生理とかさなったりして、つらかったし、面倒臭かった。自己注の前までは、性器ヘルペスにかかっている自覚すらなかったので、想定外の副作用でした。(性器ヘルペスについては、その後、慢性的な症状として半年間ほど抗ウイルス薬を服用しました。それ以上の継続した服薬は保険適用外になってしまうのだそうです。すっきり治った感じはなく、いまだに疲れているときに症状が出ます。痛い!)

皮膚科に加えて、眼科、婦人科といくつもの通院・薬局を掛け持ちするのは、時間の調整が難しかったです。平日に定時で帰れる日にも限りがあるので、自分の勤務先から近いクリニックを新たに探して通っていました。

顔に出ている蕁麻疹のようなもの、副作用とその管理も含めて考えるとQOLがダダ下がりしているのは明らかでした。デュピクセントは継続しない方向で、でも残っている注射や飲み薬があるうちに、いまの私の症状に対して治療を考えてくれる病院と医師を探すことを決めました。


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