見出し画像

Les paul PEE-WEE (Epiphone)でVOX amPlug2 Cleanを弾き比べてみた

こんにちは、永遠のウクレレ初心者・よっきぃ ( @Breath_Design ) です。

全長が約75センチ=テナーウクレレサイズの小さなエレキギター「エピフォン・レスポール・ピーウィー」を手に入れたので、軽くレビューします。有名なギターメーカー・ギブソンの子会社エピフォンがつくった小さなレスポールです。

あわせて、お手軽な手のひらサイズの小型ギターアンプ「VOX amPlug2・Clean」も一緒に使ったので参考にしてください。エレキギターには音を増幅する装置(=アンプ)がないと、音がほとんど聞こえないですからね。

ギターに挫折した過去

2020年12月からウクレレを始めて半年以上経ちました。毎日のように弾いているので、だいぶ慣れてきました。

20年ほど前、大学生の時にギターをやってみてあっさり挫折したことを思うと、よく続いているなぁって思います。YouTubeだとか、便利なアプリが今はありますから、環境がだいぶ違います。

そういう過去があるので、ギターに未練というか興味が出てきたわけです。そんな中、近所のハードオフで「エピフォン・レスポール・エクスプレス」というエレキギターを見かけたのがキッカケです。明らかに小さなミニギターなんですよね、そして、ちょっと触ってみたら軽いんです。エレキギターにしては、って話ですけどね。

ウクレレをキッカケにしてるので、小さいものに興味を持ってしまうわけです。純粋にギターをしたい人はミニギターよりも、標準的なサイズのギターから始めるべきって言われてるのは分かってはいるんですけどね。

しばらくいろいろ調べながら検討してたんですけど、そしたら見つけちゃったんです。このピーウィーっていう、さらに小さなモデルを。

Epiphone Les Paul Express

エピフォンのレスポールエクスプレスは弦長が22インチ (約560mm)でチューニングは、フツーのギターと同じ「E-A-D-G-B-E」に調整します。

全長は約90cm、重さは約2.7kg、ピックアップはハムバッカーというのが2か所ついてます。ボディとネックはマホガニー、指板はローズウッド。

割と評価も悪くなくて「軽くて小さいから練習する気になりやすくてイイ!」なんて言われていますから、レスポールエクスプレス、良さげだよなぁ...ってなってたんですよね。

Epiphone Les Paul PEE-WEE

そんな中で出会ってしまったのが、なかなかお見かけしないレアモデルのピーウィ。こちらの弦長は19インチ(約480mm)でチューニングは、アイバニーズのピッコロギターやヤマハのギタレレと同じ「A-D-G-C-E-A」に調整します

全体の長さは約75cm、重さは約2.1kgで、ピックアップはハムバッカーがひとつだけついています。ボディドネックはマホガニー、指板はローズウッド。ブリッジはコストダウンのためかシンプルなものになっています。

小さなアコースティックギターは春先にアイバニーズのピッコロギターEWP13というのを買っちゃって、これこれで気にいってるんですけど、夜でも音を気にせず弾ける小さなエレキギターってのも、興味を持っていたんです。

そんなタイミングで出会ってしまったので、この度、エピフォンのレスポール・ピーウィをお迎えすることになりました。

Vox amPlug2 "Clean"

エレキギターってのは、生音ではほとんど音がしないので、音を増幅するアンプってのが必要になるんですね。(大事なことなので2回)

バンドを組んでるわけじゃないし、エレキギターっぽい「ギュイーン」みたいなことをやりたいわけでも今のところなくて、どちらかといえば弾き語りしたいので… お手軽に使えるシンプルなアンプを用意しました。

それがこれ、手のひらサイズの超ミニアンプのvox・amPlug2 の 「クリーン」というモデル。イヤホンで聞くか、スピーカーにつないで音を出すタイプのものです。

バリエーションはいくつかあって「AC30」や「Blues」あたりのモデルが色んなことができて、最初のひとつにオススメらしいんですけど…

聞き比べの動画をいくつか見た結果… "Clean" が「エレキっぽさがなくて好きだな」って思って、これにしました。エレキギターでアコースティックギターのような音を出そうと思ったら、歪みの少ないクリーンなアンプが良いみたいですね。

VOX 「amPlug2」の使い方

かんたんに使い方を説明しておくと、単4電池を2本入れて動かします。そして、本体に備え付けのフォーンプラグをギターのジャックに挿して、電源を入れて、電源の反対側にあるジャックにイヤホンを挿して音を聞きます。スピーカーに繋げば、スピーカーから音を出すこともできます。

電源ボタンをカチっと押すとモードが切り替わります。緑、オレンジ、赤と、順番に色が変わるのでモードが確認できます。

調整するダイヤルはゲイン、トーン、ボリュームの3つ。今回は、全部maxの10にします。

そして、ダイヤルの近くにある FX というボタンを押すと、コーラスやディレイ、リバーブという空間系のエフェクトをかけることができます。このエフェクター機能は初代amPlugにはついていないようなので、この違いには注意が必要かなぁって思いましたね。

ということで、エピフォンレスポール・ピーウィとvox amplug2 clean の組み合わせでの聞き比べ、やっていきましょう。

Pure Clean (緑)

画像3

https://youtu.be/7NgvjLfLGo0?t=376

Twin Clean(オレンジ)

画像4

https://youtu.be/7NgvjLfLGo0?t=450

Boutique OD(赤)

画像5

https://youtu.be/7NgvjLfLGo0?t=520

補足1) エフェクトは9種類ある

エフェクトをかける「FX」ボタンを押すたびに効果が変わるので、3種類だと思ってました。

画像2

FXを押しながら電源ボタンを押す」ことで各エフェクトのバリエーションを3段階で切り替えられるんですね。3種類あるだけでも楽しめてるのに... さらに遊べそうです(笑)

結論: 小さなエレキとアンプラグ2

ちゃんとギターを始めたい若者は「レギュラーサイズのギターを買うべし」がセオリーなんでしょうけど、ウクレレからスタートした人は「ミニエレキギターに、VOXのamPlug2」っていうミニマムな組み合わせも楽しいからイイと思います。

Boutique ODモードには驚いた。ギター本体のボリューム絞るとちゃんとクリーンな音になる!軽い内臓リバーブかけたらもう最高。壁にもたれかけながら足元にampulg、他にエフェクターも繋がず飽きずにいつまでも弾いていられる。共に電池式ってのもいい。夜寝る前のチョイ弾きなら睡魔が来たら片付け簡単だし。
これを通してワイヤレスでアンプに飛ばしてカフェライブをしたところ観客勢からも大絶賛でした。クリーンを出せるのと、ある程度の歪みにも対応でき、空間系も一種ずつですがかけれるのが強いですね。ストリートでも十分に遊べるレベルだと思います。この価格でこれは凄いです。

ウクレレでアルペジオができるんなら、4弦だけ使えばギターでもできますからね。なんなら、5弦と6弦の下にスポンジを挟んでミュートしちゃうって手もありますね(笑)

補足2) 弦長とテンションの話

残念ながらレスポール・ピーウィは、ほとんど流通していないようです。だから「小さなエレキギターをレギュラーチューニングで弾きたい」なら、先ほどのレスポール・エクスプレスあたりがリーズナブルで良いと思います。

逆にウクレレの延長線上にあるエレキギターで、割と流通しているものってなると...

こちらの「VOX ミニギター SDC-1 mini」も弦長が約19インチ(479mm)なので、Pee-Weeと同じですね。太めの 012-056 の弦を使えば、レギュラーチューニングにも対応できるようです。

画像1

ただ計算してみると、0.010インチのレギュラーゲージでAにチューニングする時よりも、0.012インチでEに下げてチューニングすると緩くなってしまいます。ちなみに 22インチスケールに0.010インチでEにチューニングした時と同じくらいのテンションなので、許容範囲内だとは思います。

ちなみに、ESPの「Grass Roots」というミニエレキギターの弦長は521mm=20.5インチで、全長は900mmとのこと。これにレギュラーゲージの弦を張っても使えるレベルだとか。計算してみると、4.8kgだったので... 22インチなら余裕か。

2021年1月に発売された「Blackstar Carry-on」の弦長は20.7インチ(527mm)で、デフォルトの弦が「ダダリオ EXL145 XL Nickel Round Wound Heavy(12-54)」でレギュラーチューニングするようです。

要するに、レスポール・ピーウィやVOX SDC-1 miniなどの約19インチスケールのミニギターは、省スペースなので良いですよ、って話です。

補足3) BlackstarのamPlug

類似品かと思ったらコラボ製品なんですね、BlackstarのamPlugって。モードが「クリーン」「クランチ」「リード」の3種類で、エフェクトは「コーラス」「ディレイ」「リバーブ」なので、VOX amPlug2 Blues に近いのかな。

ただ、調整ダイヤルのひとつ「トーン」が「ISF」という独特のものに代わっています。アメリカンなサウンドから、ブリティッシュなサウンドに無段階で調節できる機能なんですってね。

はい、ちょっと気になり始めてます(笑)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?