カメ

「兎と亀」競走に
リアルに居合わせたのかなと
見紛うほどに

亀が歩く
ゆっくりと悠々と
幾らか幅の広い道を渡って

1カメが撮っているのか
2カメのアングルで捉えているのかは
定かでないが

貴賓の歩みは王の足取り
みな
このお方を恭しく避けて通る

時もひれ伏してドキドキだ

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