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〜ぽく作れる様になるには
こんにちは、だいごです。
音楽系の記事を見ていると、「曲を作る上で音楽理論は必要か?」みたいな記事をよく見かけます。
僕は基本面倒くさがりなので極力避けて通りたいタイプでした(笑)
しかし、
「この曲メッチャ良い!」
と思った時、
「何でこんなに良く聴こえるんだろ?」
と言う疑問が僕は割と発生します。その曲を良くしている要因を知りたくなります。
もっとも、音楽とは言ってもその曲やアーティストにハマる要因はいくつもあります。
純粋に曲や歌詞の良さ、アーティストの見た目や考え方、時代背景、PVやタイアップ作品の良さなどなど。
原因は色々あるのでせめて音楽的な事くらいは知りたい、自分も同じ様な事が少しでもできるようになりたい、と思います。
「沖縄っぽい曲を作って下さい!」
と突然言われたとします。
そうなると、何が沖縄っぽさを出しているのかを分析する必要が出てきます。
〜ぽさとは何か。僕はざっくり、
音色、音階、リズムの3つかなと思ってます。
まずは音色。沖縄楽器と言えば三線というイメージ。なのでまず三線の音源を用意します。
次に音階。いわゆる琉球音階は、ドレミファソラシドからレとラを抜いたものです。ドミファソシドを往復してるだけでも沖縄っぽくなります。
どこの国の音楽にも各地方特有の音階がありますが、それは楽器の構造やチューニングから生まれたものが多いんだと思います。和楽器だと琴とか三味線とか。
最後にリズム。
タンタ タンタ タン と
ハネたリズムで三線の音が鳴ってるイメージです。
これだけの要素が揃うと、あとはどんな感じで曲を作ったとしても嫌でもかなり沖縄っぽくなると思います(笑)
ドレミファソラシドからレとラを抜いてメロディを鳴らすと沖縄っぽくなる=琉球音階
これを読んで下さった方はすでに琉球音階と言うスケールを理解した事になると思います。それをたくさん積み重ねてまとめた物を音階理論と呼ぶんだと思います。
「この曲のこの部分は何でこんなに切ないんだろ?」
その「何で」を解決するのが理論かなと。
「コードがここでこうなってるから切ないのか〜」
と理解できれば、切なさを意図的に作れる様になります。
僕もそんなに理論に詳しい訳でもないのですが、まだ理論をほとんど知らない方には、
「コードの度数(ディグリー)」だけは覚えておく事をおすすめします。
Ⅱm7とかⅤ7とか表記されてるやつです。
各コードの役割を把握できて、覚えると意図的に曲作りをコントロールできる様になります。
切なくしたい時はⅢ7→Ⅵm、さらに切なくしたい時はⅦm7-5→Ⅲ7→Ⅵm、自然に完結させたい時はⅡm7→Ⅴ7→Ⅰみたいな感じです。
このパターンを多く知っているほど、意図的にコード進行と曲の展開を操る事ができます。
音楽の場合、理論は一概に座学で学ぶものでもなく、色んな曲を聴きまくって、コピーして音を出しながら検証しつつ身につける物でもあると思います。
ではまた!
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