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これからまた期待しちゃう!また燃えそうな2000~10sインディーロックバンドに再注目!!

今年も残すところ1か月を切りました。

海外では各音楽媒体や映画・海外ドラマ媒体が年間ベストを出したりして、年末ムードが一気にしてきましたね~。

今年は「ちょっと今までと変えよう」と思って、個人的に年間ベストはやらないつもりなのですが、今年を自分なりに振り返ってみて印象に残ったことがあったので書いていきます。それが

2000s~2010sのインディーロックバンドがなにげに熱かった


ざーっと書いていきますね。まずは

Bloc Party

Bloc Partyは2000年代にロンドンで結成されたロックバンド。日本にもよく来日していた印象で、私もフェスで2回ほどライブを観たことがあります。
でも2010年代にはメンバーの交代もあったりで「あんまり話題を聞かなくなったな~」と思っていたのですが、

2022年に6年ぶりに新アルバムをリリースし、

昨年リリースしたアルバム「This Is Why」が最高だったパラモアのUKとアメリカのツアーでゲストとして参加していたんです。

そして、今年のイギリスでの世界最大フェス・グラストンベリーを映像チェックしていたら

あれ?

なんか盛り上がってる?

めっちゃ盛り上がってるー!!!

私はグラストンベリーの映像を見るときに毎年なんとなくの客席旗数チェックをしてるんですけど(笑)、今年のグラストンベリーはおそらく1,2を争うレベルで旗が多かったと思います。これは

全然予想してなかった

この日、お客さんの反応がとにかく良かったんですよね~。グラストンベリーの場の力もあるかもですが。でも、もともと愛されてなかったらこんな反応にならないと思うので、「UKロックファンにこの瞬間をこんなに待たれていたのか~」となんかグっときてしまいました。

そんな彼ら、新曲も今年にリリースしてまして、この曲、私好きなんです!
「おお!いい感じ♪」と来ているので、アナウンスはまだないみたいなのですが「新アルバムもあるのではないかな~」と期待しています。

そして凄いのが

来年のUKのフェス出演がもう結構決まってるんです

これは自分たちの結成20周年お祝いなのかな?TEMPLE NEWSAM PARKというところで自分たち主催みたいな感じでトリとして出演。

そしてこの3つのフェスはまた私が行きたくて行きたくてたまんないフェスラインナップなんですけど(笑)、いずれもトリかトリ前でスペシャル的な扱いでもラインナップされてますね。なんとなくグラストンベリーの雰囲気もあって決まったんじゃないかなと。

やっぱそれくらいマジックモーメントだったんですよ!

「日本にも来てくれたらめっちゃ嬉しいんですけど」と思って、ギターのラッセルのインスタ個人アカウントに「日本に来てほしい」と間違った下手英語でコメントしてみたら、

「行けたらいいな」って律儀に絵文字までつけてお返事くれたので(笑)!!
ファンの方はぜひコメントトライしてみてください。地道にこういうの大事だと思います!

TWO DOOR CINEMA CLUB

またまた今年のグラストンベリーの映像になりますが。

続いてはTWO DOOR CINEMA CLUB。2010年代にデビューして人気だった北アイルランドのバンド。

デビュー以来、2~3年くらいに1回はアルバムをちゃんとリリースしていて、いつの間にかどっかいっちゃうバンドとかも数多い中(笑)、ちゃんと続いていて「えらいな~」と思っていたのですが、

2023年もツアーをしっかりやっていたり、本当に地道にコツコツと活動してきていて、サマソニにも来ていましたね!サマソニは最近尋常じゃないくらいに暑くて、体力温存のため泣く泣くライブは観られなかったのですが(泣)。

今年のグラストンベリーは

こんな盛り上がってたーー!!

着実にファンをつかんで、こういう大事な場面でいい感じにライブをできるのは素晴らしいと思います。

そんな彼らは

イギリスの若手シンガーソングライターで人気のデクラン・マッケンナと12月にオーストラリアでツアーをしています。だからその流れで

ロッキンオン・ソニックに来ると思った

のですが、来なかったです(笑)。でも、またきっと来日してくれると思うので、次こそはライブを観たいと思っています!!安心して待ってられそうですね♪

MGMT

2000年代にデビューしたMGMTはニューヨーク・ブルックリンのバンド。私は

「Kids」、「Time to Pretend」、「Electric Feel」あたりの曲が即座に頭に浮かんでしまい、いけ好かない00sインディーロックファンだった自分を思い出させる存在なのですが(笑)。

今年

このアルバムを出しまして、個人的に大ヒットだったんで

こんなレビューも書きました!
このアルバム、地味すぎたかもしれないけどほんといいのよ。。。

Tiktokでこの過去曲「little dark age」がバイラルヒットになったり、なんかソーシャルメディアでたまにバズを起こす存在で、本人たちは嬉しくないかもですが(笑)、つい最近も

この昔昔の2003年に大学の庭でやった「Kids」のこの演奏シーンがいきなりバイラルで広がったりして。なぜ今(笑)。「Electric Feel」のレコーディングシーンもなぜか広まったり。なんでか私には謎ですが、なんとなく

もうひと花火あげるの待たれてるのかな

みたいな。私の勘違いかもしれないですが。MGMTってライブは今してないみたいなんですけど、

11月にフランスのバンドairのライブにアンドリューが飛び入り参加して「Playground Love」を歌ったりしていたので、そろそろライブ活動もあるといいですね~。待っています!

Kings of Leon

アメリカ・テネシー州ナッシュビル出身の3兄弟+従兄の身内4人組、Kings of Leonは日本でも人気(だよね?)。この方たちといえば

この2008年にリリースしたアルバム「Only by the Night」が大ヒットして、世界的人気を確実に。その1年前にフジロックに来ていて、確かライブ観た気がするが記憶が定かではなく(笑)。
「Only by the Night」、大好きなアルバムだし世界大ヒットしたんで「そのうち来日するだろう」と呑気に構えていたら

全然来なかった


たぶんその後1回も来日してないんじゃないですかね⁈来てたらライブに行ってたはずだ!(笑)。気抜いちまった、行けば良かったわ〜。

この「Only by the Night」は特にUKでバカ当たりして、今もSpotifyのUKチャートでは

「Sex on Fire」がいまだに149位にいたりして、「絶対UKでは『自分たちのバンドだ』と思われてるよな~」って思ったりして。あれ?この展開、別のバンドでも語ったような。。。

これですね(笑)。the KillersとともにKOLもとにかくUKでは尋常じゃない愛され方なんですけど。

彼らの出身アメリカでも、もちろん今でもめちゃくちゃ人気ですけど、アメリカ自体がちょっと白人男性バンドの人気が10sあたりで落ち着いてしまった?それに加えて、彼ら3兄弟の母が亡くなったのを期にちょっとお休み期間があったりもして、一時期ギラギラとツアーもフェストリも何本もこなしていた時期よりも「ちょっと落ち着いた時間が欲しかったのかな」と。

今年リリースしたこのアルバムも、いいアルバムなんですよ!!
いいアルバムなんですけど、なんかちょっと印象的に軽かったというか。PDのKid Harpoonはハリー・スタイルズのPDでおなじみの実力派ですし、いいんですよ!!いいアルバムなんですよ!!でも彼らのベストを超えてきたという感じではなかったかな~と。そんな中

彼らのインスタも結構リニューアルされていて、私は過去投稿全消しはあんまり好きじゃないんですけど(笑)、それだけ「変えたい」って思いがバンド側にあったんですかね。

なんかいろいろ見せてくれるようになって「それはよかったな」と。「こんなバンドだったっけ?」感もありましたけど(笑)。でも

ライブはやっぱりめちゃくちゃ盛り上がれるので、いいですよね~。そんな彼らですが最近感じるのは

若手からのリスペクト

特に強烈に感じるのは

私も先日ブログを書きました、アメリカのカントリー界隈中心に人気のシンガーソングライターzach Bryan。彼は10代からKOLの事を「神」と思っているくらい影響受けまくりのようで、私は彼のインスタをよく見てるんですけど

ストーリーにKOLの曲をまーあげるあげる


もうほぼ毎日聴いてるね(笑)。「こんなに愛してもらえてKOLは幸せ者ですね」って思うくらい。そしてその愛が実を結び、ついに

来年、zachのスタジアムライブでついに召喚されることになりました。zachは嬉しさのあまり、KOLの曲を多々流して大喜びしてインスタに告知してました。ニューヨーク3日間がすぐさまソールドアウトだったので、サンフランシスコを追加。来年は楽しみで仕方ないでしょう!!日本は日本⁈

そしてzachだけじゃなくて

私が目下愛してやまないバンドWallowsが受けたポッドキャストのインタビューで

KOLのアルバムを「最も影響を受けたインディーロックバンドのアルバム」として挙げていたり。ここでも愛がお披露目されてました。
WallowsはKOLに比べると「the Strokes寄りかな」とか思っていたので「え?あんた達が?」ってびっくりしたのですが、「このアルバムを聴いて音楽作りを始めようと思った」とまで言われてるんですから、かなりの愛されっぷり。

(おそらく)20代~30代ぐらいのミュージシャンからリスペクトされてる感がものすごい感が伝わりますね。
KOL本人たちにもいい刺激になって、ギア全開モードでまたいいアルバムがリリースされることを期待しています。
あとは

来日ね!!!来日来日!!!


2023年の最初にこんなブログを書きました。この時は若手バンドについて書いたのですがそれから1年以上たって、こういうブログを書くことになるとは。それもまた期待と喜びをもって。

2000sってつい昨日みたいですけど(笑)、でも今2024年なんで「20年前」って考えると結構すごい時間ですよね。その間、ずーっと走り続けるバンドの方が少数だし、結構「狂ってる」に近いことでもあるよな~と(笑)。

今から新作やライブが期待できるなんて当たり前の事ではないんですよ!凄い事ですよ!!

もちろんシーンって、時代時代で現行いきいきピチピチのアーティストや若者バンドが牽引する事が主流だと思いますが、今年グラストンベリーなんかは

あんた達の事は忘れていない!ずっと愛してるぞ!!

みたいな感じで00s~10sバンドに対する愛をぶち上げてたし、大規模ではなく小中規模で、これくらいの時期のアーティストやバンドが多めのフェスもちらほら見かけたり、個人的にグッときてしまいました。

私もまだ愛してるぞ!(笑)

来年も上記のバンドに限らず、いろんなバンドやアーティストにワクワクしながら、音楽を楽しみたいと思います♪

※写真はBloc Party official、TWO DOOR CINEMA CLUB official、MGMT official、Kings of Leon officialからお借りしました。

おまけ

私のインスタを見てくださってる方は「あれ?あのバンドについては書いてない」と思われた方もいらっしゃると思います。
安心してください、来年にもはやミステリーとして書こうと思います(笑)!

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