「世界は少しぼやけている」ビリーはもちろん兄凄い!そして私はつい●●目線で見てしまう
先日、この映画を観に行きました。
「ビリー・アイリッシュ 世界は少しぼやけている」
瞬く間に世界中で人気となった注目の女性アーティスト、ビリー・アイリッシュ。彼女に密着したドキュメンタリーです。
この映画は今年Apple TVで配信がスタートした作品を最近映画館で公開したもの。
内容はめちゃくちゃ気になっていたものの、この作品だけのためにまた新たな配信サービスに加入するのに気がひけてました。
それが映画館で公開の予定を知って歓喜(笑)無事公開され観に行きました。
瞬く間に大スターになったポップスター、今を生きる等身大の女の子の記録、そして家族の物語として、様々な視点から楽しめる作品だと思います。その時の生の映像を出来るだけ使って観せてるのが面白いです。
ライブシーン多いので映画館での鑑賞大オススメ♪
私が何より面白かったのは、曲の制作過程を大公開してるところ。これを観るとビリーはもちろん、ビリーの兄フィニアスの魅力や仕事ぶりが凄く分かります。
曲作りが好きでたまらない感じ。
私はこの曲がきっかけでビリーにハマったんですけど、ビリーの歌はもちろん、この曲のトラックのかっこよさと気持ち良さにどハマりしたような感じで。耳に入ってくる中毒性っていうか気持ち良さがあって。
曲がリリースされるたび、トラックの良さにシビれっぱなしです。
それが本当に二人で作ってるし、トラックはフィニアスがやっぱり基本作ってるのが分かります。曲を本当に二人だけで作り上げてるし、ビリーがうまく歌えないのを立て直して、レコード会社とのやりとりまでして。すげー!
これはビリーとフィニアスの部屋にレコード会社の人が曲聴きに来てる場面。4〜5人で部屋に来て聴いてる。後に「レコード会社、曲聴いても拍手もしねーし」っみたいなことをフィニアスが言ってたの笑えました(笑)
ビリーが主役のドキュメンタリーだし、もちろんビリーの才能もたくさん目にできるのですが、このフィニアスの存在が本当にめちゃくちゃ素晴らしくて、映画見終わった後は「フィニアス、一家ニ一人」と思いました(笑)
ビリーは「曲作りが大嫌い」、レコード会社は「売れる曲を作れ」。間に挟まれながらいい曲を作りたいフィニアス。妹にプレッシャーがかかってる事も分かってて、どんな時も側にいる。
フィニアスが凄いのは、ビリーの落ち込む時も支える姿勢が完璧なところ。ネガティブなことを言わずに、冷静なところ。兄妹だと喧嘩したりしてもおかしくないのに。コーチェラのライブの後、歌詞を間違えて落ち込むビリーをホテルでずっと抱きしめてあげる。二人の絆が印象的でした。
あとこれは自分目線になってしまうのですが、私は親になっちゃったのでどうしても親目線が入っちゃうのです(笑)ビリーの母と父のビリーに対する愛情やサポートする姿に胸がいっぱいでした。私だったらこんなに付き合ってあげられないかもしれない(笑)父は若干呑気に見えますが、ビリーの母大変だよ。共感。
ビリーにはトゥレット症候群の症状があり、自傷行為を繰り返していた時期もあり。私が母だったら。本当に心配でたまらないし、辛いし、どうしていいか分からないと思う。けど、彼らはビリーやフィニアスの創作活動に凄く献身的で、ビリーの両親の強さや愛も凄く実感できます。
ビリーのお母さんがドラッグについて、激怒ってたの分かる。怒りは不安の表れに見えました。業界が業界だし心配ですよね。
「結局ビリーを一番笑顔にしてあげられるのはビーバーなんじゃないか?」ってくらいにジャスティンが出てくると笑顔なビリー。等身大でかわいいです。母が「12くらいにほんとにビーバーに恋しちゃって、家族4人でビーバーの映画観に行った」って話すところが笑えました。本当に大切な存在なんですね。ジャスティンも若くして、もしかしたら必要以上に売れすぎてしまって、荒れたり苦しんできたわけで、彼が映画中ビリーにかける言葉は本当に説得力あります。
自宅から車から、チックの症状が出てるところまではっきり映して本当にできるだけ隠さず自分を晒すビリー。当たり前だけど心ないネットのコメントや批評に傷ついたり、評判を気にして落ち込んだり。「自分は普通の事話してるのに珍しがられる」と困惑したり。人間くさいビリーの魅力が溢れてました!
一つ一つのエピソードについて話したくなるけど、ライブシーンについては本当に良かった!ビリーのことあまり知らない人も、ちょっと長いけどオススメしたいです。円盤化はないのかな。アップルTVに加入するしかないのか。。。もし発売されたら買いたいな。
新アルバムが本当に楽しみです♪
おまけ 先日リリースされたこの曲にハマってる(笑)
おまけ2 素敵な家族写真あったよ
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