「オアシス:ネブワース1996」をoasisファンで無くても楽しめた視点とは
先日、この映画を観に行きました。
「オアシス:ネブワース1996」
言わずと知れた90年代から00年代まで活躍したイギリスを代表するイギリスの人気ロックバンド「oasis」。彼らが人気絶頂の96年にネブワースという地域で敢行した2日間の伝説のライブをライブシーン満載で描くドキュメンタリー映画です。
oasisについてはこちら
私自身は、もちろんイギリスで一二を争う人気のバンドだった当時からアルバムを聴いていたり、周りのロック好きな友達から話を聞いたりしていました。とはいえ、ハマるというほどのファンではないのですが、この映画そんな私でも
むちゃくちゃ楽しめて、「もう一回観に行きたいな〜」と思ったくらいでした!
どこがどう楽しめたのか、書いてみますね。
※ネタバレとは言いませんが、結構映画のシーンを詳しく書くので、詳細を知りたくない方はご注意下さい。
この映画はもちろんoasis本人達のコメントも多々ありますが、当時のファンの人達のコメントが凄く多くて、
ただ「いかにネブワースのライブが幸せだったか」
を語りながら当時の様子を観せてくれる構成で、そこが私的にツボでした!
まずライブ開催が発表されて、ファンがチケットとるところから映画が始まるのですが、当時はネットがまだ普及してないから電話かチケが販売される場所に並ぶ!
ライブとはそこからが始まりだ!(笑)「本当に大変だったよな〜」とほんと懐かしかったです。写真付チケでもぎりの雑扱いに心配したり(笑)
当時オアシスがいかに凄まじい人気だったか、会場がどんな雰囲気だったか、どんなところが魅力だったかをファンがもう語る語る(笑)
本人達だけじゃなく、ファンが思いっきり語りながらライブシーンを振り返る構成で、ネブスワースのライブの特別感が凄く伝わりました!
二日間で25万人ってめちゃ凄すぎて(笑)フェスでもあんまり聞かない人数。人の数がハンパじゃない!
しかもファンのエピソードが面白くて「ネブワースがどこなのかも知らないままチケットとって、リュックにビールだけ入れて会場入りした」とか(笑)
「めちゃくちゃ楽しみにしてたライブ当日に付き合ってた彼女から妊娠を告げられて、気が気じゃなく肝心のライブ時は上の空だった」とか(笑)
けどとにかく楽しかったことしか伝わらない構成で「いいな〜」って素直に思いました。歴史的なライブってこういうライブがいいよな、って。
ライブシーンもしっかり観せてくれる内容で、「まさに伝説!」感が満載!
ファンの方の感想やロックに詳しい方の感想、専門家の方の解説も読んで、私も本当にそう思ったのですが、ボーカルのリアムの声や歌が本当に良くて、絶頂感を凄く表していました!
「俺はロックの神になった気分だった」って確か言ってた(笑)けど本当にそういう時ってあると思うんですよね。奇跡のライブですもんね〜。あの場では実際そうだったと思います。
あと個人的にこの映画で凄く心に残ったのが、この「Live Forever」を書いた時の、ソングライター、ノエルのコメント。以下抜粋。
「“リヴ・フォーエヴァー”を書き終えた時ーーロックスターになる野望が爆発した。インディーズバンドだった俺たちを“リヴ・フォーエヴァー”が世界一のバンドに押し上げたんだ。あの曲ができた時、これはインディーズなんかじゃなくて、とんでもなく最高な曲だって確信した。歌詞もメロディーもシャウトも何もかも完璧で、俺にとって特別な曲だ。“自分たちには価値がある”、そう思えるようになった」
このコメント、結構グッときました!アーティストにとって、そういう「運命の1曲」みたいな曲や現象ってあると思うんです。それがoasisにとっては「live forever」だったんだな〜って。そういう話、個人的に弱い(笑)
でも実際のライブシーンで耳がいっちゃったのは、ゲスト参加した元ストーン・ローゼズ(こちらも伝説のバンド)のジョン・スクワイアのギター!!
これはもうあえてシンプルに凄かった!とだけ言っておきますね!ぜひ動画を観てみてください♪私は映画観たあと2日間くらい、この動画をずっと繰り返し観てました(笑)
今までのファンにはもちろん知らなかった人も好きにさせちゃうかも!
oasisファンじゃなくても
「人生を変えるような幸せなライブ体験」がある人は共感できる内容
なんじゃないかと思います。私もめちゃくちゃ共感したし、伝説に立ち会ったファンの皆さんが羨ましかったです。当時のUKロックファンは前座の話などでニヤっとできるのでは?
こんな方もちょっと出てきます。
気になった方はぜひ観てみて下さい♪
おまけ
こちらのサイトでoasisファンの格好を見たら、映画観に行った私もあながち間違ってない服装で行ってました。緑のTシャツでした(笑)
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