ゆるやかな絶望。
ときどき頭の中が茹って変になる。
軽やかな音楽。
お終いが分かっているから、刹那的に踊ろうよ。
矢鱈に眠たい毎日。
繋ぎながら、結びながら歩くささやかな毎日が
また剥離している。
直すのはもう相当に面倒くさい。
終末に向かって 羽のような手触りで
壊れていってるみたいで少しだけ気持ちがいい。
明るい絶望。
決定的な違いの、
つなぎ目ばかりが気になって仕方ないけれど
刮目する箇所を間違えて、ほんとうのことがだんだん見えなくなっている。
才能に溢れた凡庸な私は、今日も体の中に酷い矛盾を飼っている。
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