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月面サナトリウム
2018年10月19日 03:14
素敵な人や物が溢れかえっているような世の中で欲しい物がなんだったか、目が醒めたらもう覚えてすらいない。それならいっそもう何も要らないか、と手を放す。世の中と自分の間にずっと薄い膜がある。同じ渋谷の大通りを歩いていても、すれ違う人と自分の間には全く別の時間が降り積もり、裏と表のパラレルワールドを生きているような心地が拭えない。境界線の外にいるのが相手なのか自分なのかは分からない。
2018年9月21日 14:24
文藝評論家の方の、LGBTについての寄稿関連ツイートをみた。私の人生の上でもLGBTに悩む人とは沢山出会ったし、わりかし若い世代の私達からしたらもうそれでとやかく言うのはナンセンスなくらい普通のことだと感じている。色々な考え方があって然りだけれど、これは…。あまり気がすすまないけど、ちゃんと寄稿は読んでみようと思う。中学2年の頃、私を好きだと言ってくれた男の子はずっと話し言葉が女の
2018年9月19日 05:51
回帰。前に進めばその分、後ろの影は濃くなる。光が差すほど私の後ろには影ができる。それは至極真っ当で、自然なことだと思うけれど。泣きたくなるような遣る瀬無い明け方に、どんな音楽を、言葉を選ぼうか。毎秒変化する自分の心に置いていかれてしまう。春が懐かしい。夏は覚えてない。会いたい人がいたけど、会いに行きたいと思わなかった。正しくあろうとして、おかしくなってしまう。全部仕様もな
2018年9月17日 01:44
唯々、見失っている。ずっと、かくも長き不在。普通な自分の中に、特別な景色が宿っていることを教えてくれた。原風景の中にはいつだって、声があって、音楽があった。揺蕩う布。夜。人形。誰もいない洋館、荒廃した庭。息ができる、そんな風に思えた出会い。きっとずっと最期に傍で鳴り続けるのはこの音楽だと、疑いもせず確信していた。好きなものに背を向けるのは、大人になったからか?平凡だから悩
2018年9月14日 00:58
人間嫌いがなかなか治らない。常に考えているわけじゃ無いけど、ふとした時に感じる既視感。昔どこかの誰かに言われた、人間アレルギー。ああまたこの感覚か。治ってないな、結局未だこのままだ。なんて。海や風や植物が好き。あるがままに耳を傾けて音を聞くことが好き。心が楽だから。私がどんな人間でも、海は囁くし風は凪ぐ。植物は太陽に向かって育まれる。人が苦手なのは、瞬間刹那の自分の心を