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モノローグロム

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2018年3月の記事一覧

alone.

alone.

基本的に1人が好きで、ひとりでいることが多い。

誰かと楽しく過ごすのも良いけれど、
ひとりの時間が自分に与えてくれる思考力に
たまには苦しめられるけど、それでもいいバランスを保って過ごしてきたと思う。

感じるままに考えること。
制限をつけて考えること。
組み立てたり解体したり、再構築したりして
ひとりの時間を楽しむ術をいくつも知っている。

でも、
恋や尊敬や憧れから誰かを好きになった時、

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ゆらぎ

ゆらぎ

冬が終わる頃になって、冬が恋しくなるのだ。

急に冬の歌が聴きたくなって、
過ぎ去ってゆく季節の中に なにかしらの形を探している。

夏の終わりがなんだかやるせないような
脱力感と虚無感でいっぱいになるあの感覚に似ているのかもしれない。

季節の真ん中で、表面上の色が自分に混ざってゆく最中は 本質の色には気がつかない。
やっと私に浸透して 今冬の本当の色を知るのは
もう目の前を通り過ぎようとしてい

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mark.

mark.

目印があったらわかりやすいのになあと
上の空で思う日は、
心の底は何を感じて 見つめているのだろう。
私はなにが聞きたくて、見たいと思っているのだろう。

思考の森に隠れた本当のこと。
心の容量が埋まってしまう、名前のない感情のこと。
忘れてしまった顔にも、
今どうしてこの言葉を選んだのか、その理由まで。

もし自分の気持ちや行動の全てに目印があったなら、
とても分かりやすいのに。

感情と行動が

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full moon未満。

full moon未満。

丁寧に生きようキャンペーン実施中。

たくさん眠って、たくさん話して、
多くのことを肯定的に考える。

路地裏の猫を立ち止まって見たり、
遠回りして帰っては空を見上げて月を探す。

音楽は聴きたい曲が浮かんだらきいて、
無ければ夜の音を聞く。

一日の中でなんども考える。
同じことばかり、なんども。

記憶の中を回遊するみたいに、心が軽いからとても
シンプルに物事が見られるようになる。

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