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月面サナトリウム
2017年8月23日 02:37
東京で生まれて、東京で育ってきた。自分にない煌びやかさを纏っているこの街が、結構好きだったりする。 とは言いつつも、地方に憧れのような気持ちを抱いていたりもする。数年前に遠距離恋愛をしていた時、東京から2時間くらいの街によく遊びに行っていた。東京で生まれ育った自分の目に映るその街は、安らぎや癒しや、生活が溢れていて、私に足りない何かを埋めてくれたような気がした。空が広くて高い
2017年8月22日 00:45
何よりも美しい言葉には、それを伝えたい相手がいて、伝えようとする想いや感情がある。宛先のない手紙をしたため続けているのは、本当はあなただけに伝えたいことがあったからだ。心を閉ざしたり殺したりすることに慣れてしまうと、世界は急にサイレントモードになる。嫌という程同じような絶望を味わえば、一体何を希望にして、ここから脱出したらいいのか分からなくなるでしょう。考えることもしなくなって
2017年8月21日 00:09
夢の様な瞬間をみていた。夜明け前の森に聞こえる、囁く様な優しい声。その声がなぞっている旋律は知らないけれど、今この瞬間にその声にどれだけの価値があるかを知っている。いつか世界が1つになったら、その声を私に聴かせてほしい。飾らないそのままの心と、朝を迎える瞬間を。夜明け前の神秘的な空気。 #心象 #夢 #日記 #声
2017年8月12日 04:21
眠るのがもったいなくて、またこんな時間に暗い部屋でぼんやり考えごとをしている。外側の世界のことを思うととても不思議な気持ちになる。今この瞬間に夕日が沈んでいったり、退屈なランチタイムを過ごしている人がいるんだろう。美術館や博物館で、息を詰めて止まった時間と向き合っている人も、花屋さんで特別な花を選ぶ人も。恋人を抱きしめている人血液の色を眺めている人眠れなくて星を眺めている
2017年8月9日 23:41
月に手が届きそうだと思ったこと。ここから一歩だって動けないと思った日のこと。どうせなら、殺してくれと願ったこと。初夏の豪雨に雨宿りしたこと。真夏の真ん中にいた日のこと。ライブハウスで泣いた音楽があったこと。この気持ちを忘れない、そう何度も誓ったこと。時間が巡って日常に埋もれてしまえば、私はすぐ忘れてしまう。夏の森に反響するひぐらしの鳴き声。どこまでもいけると思っ