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既読の意思

他の執筆家の綴った言葉に素直に反応しようと思いつつ、自らの言葉の先端を丸めることに失敗してすっと消えるようにそこを立ち去ることを繰り返す。
客室を荒らさないように…と言う小さな気遣いにて。

一方私の客室はどうだろうか…と、最近不安になる。

ヘッダーの写真だけを見て「スキ」を押して立ち去って行くフォロワーが急増しており、最近は直接その旨を客人の部屋に出向いてコメントにて投稿することにした。
多くは無視、既読スルーされる(笑)。

有料記事、つまり商品を読まずに「スキ」の意思を示す行為はさながら、ショップの棚にあるチョコレートを買わずに開封して中身を荒らして置き捨てて行く行為に等しい、…と言うマナーの欠如を意味するもの。

分かっているのかしら、そのことを…と思う。

どこまでがサンプルでどこからがそうではないのか、もしくは「この人はここで何がしたいと思っているのかしら…」とか、そういうことを一度立ち止まって考えてみる…と言うゆとりがないのか、それともスマートホンからnoteに参加する際の気軽さが在るべきマナーの境界線を緩めてしまうのか…。


「既読」と言うスタンス、立ち振る舞いにて一人あらためて考える日曜日です。

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Didier Merah(ディディエ・メラ)
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