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逃げる人、向き合う人
人は往々にして図星を指摘されると、すーーっとその場を避けるように姿を消す習性があるようだ。
図星が図星として心に重いパンチを感じた時ほどその行動は迅速で静かであり、そして何もなかったように素知らぬ顔で再度、犯罪者が事件現場に現れるように姿を現そうとする。
記事『無言の「スキ」クリック・ユーザーに対して』を公開してから二日とか三日以内で、フォロワー数名がアンフォローの回答を出して来た。
だが皮肉にも… Yasushi Canabo Ono【畑】氏が記事でも触れている相互フォローの問題が災いし、誰が私をアンフォローして立ち去って行ったのかを追跡するのがシステム上億劫なので、特に事後追跡には至っていない。
サイトの軽量化を重視したnoteの仕様には半分賛成ながら、他のSNSに見られるような「問い合わせへのサイトからのアンサー」が不明瞭な為、そうしたサイトでの執筆を継続して行くことが果たして好いことなのかどうか…と言う一抹の不安は拭い切れない。
相互フォローの確認の問題の他、メッセージ機能がない為に後々起きてしまうトラブル等、ユーザー個人の意思では防ぎ切れない事後の問題へのサイトのケアがとても薄いことは否めない。
話を戻して…。
この数日以内に私の図星に対してそれを見なかったこと、なかったことのようにして消えて行ったユーザーたちは再び、もっとご自身のイージーなSNSでの立ち振る舞いに対して寛容な別ユーザーを目ざとく探し、そして無言の「スキ」ボタンのクリックを許されるだけ繰り返し、そしてお目当てのフォロワーに対し、ご自身の配信する有料コンテンツの購入者(客)としてさりげなく再教育を施すのだろうか…。
そこに愛情とか努力とか誠意が見えれば良いのだけど、ただ単に「売りつける」ことだけを目的とした行為の矛先としてフォロー(リフォロー)を繰り返すとしたら、それを許す側の自己責任の問題…と言うことも出来るだろう。
基本、私は作品性を何より重視するスタンスを維持しており、腰の低い人だとか愛想のいい人だと思われたい…とは思っていないので、むしろ私の頑固な態度はリスナーの私の作品に対する解釈の基本姿勢に大きくフィードバックされて行くことを私はとても期待している。
良質な作品は往々にして芯が通っている。それはそのアーティスト自身の生き方とも直結することだと、私は信じて疑わない。
コミュニケーションにしてもそれは同じで、相手を選ばずお世辞にも上手く同調して自分の商品さえ買わせてしまえばあとは知らん…と言うような、おざなりな人間関係を私は全て拒否したいと考える。
但しそれはしつこく執念深いコミュニケーションをすると言う意味ではなく、あるべき場所にあるべき会話をきちんと存在させ、あるべき信頼関係をあるべき相手と築き上げて行く姿勢をどんな時であっても通したい…と言う、人間関係に対する意思表示のようなものだと思って頂ければ有難い。
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![Didier Merah(ディディエ・メラ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64269149/profile_5f5050917e805364277759a2d7060f75.jpg?width=600&crop=1:1,smart)