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イメージ・トレーニングとフラメンコ

最近の私は一体、ワーカホリックではないだろうかと言うくらい不練習不安に陥っており、風邪だと言うのにゆっくり寝てることもままならない心境に‥。
確かに一日練習を休んだその翌日のスタートの切れが好い‥とは言えないので、その不安が私を益々不安にさせる。

そういう時はイメージ・トレーニングがベストなのだが、イメトレ(略して)に使用する楽曲が見付からないのでやはり自らの体を動かした方が手っ取り早く、コホンコホンと咳をしながらついつい鍵盤の前に座ってしまう。

演奏中のフレーズ間の深呼吸は意外に気管に大きな重圧を掛けるらしく、練習後は大抵咳がぶり返す。と言うより、乾いた空気を吸い込むことで口内から気管の湿度を奪ってしまうことによる患部の渇きが、咳を発症させてしまうのだろう。
分かってる。
分かってるんだけど、それでも私の練習魂が「今日は休んでいいよ。」と言う甘さを許してくれない。

以前はあんなに練習が嫌いだったのに、やはり「Eden」まで作品が昇りつめて行くとそこで甘んじてはならない、油断してはならない‥と体の底の私が目を醒ましたように私を練習の鬼へと駆り立てて行くのだろう。

でも流石に30分以上は体が持ち堪えられないので、サクっと切り上げてなぜかフラメンコのあっつーーい音楽でイメトレをリスタート。
って、ギターじゃない?これ‥(笑)

いいのです、ギターでもピアノでも実音で音を追い掛けて行けるので、ギターのパッセージを鍵盤に置き換えて指の感覚がついて行く。そうしながらイメージの中の演奏家 Didier Merah がピアノでフラメンコのパッセージをなぞって演奏するイメージ。
意外にこのイメトレ、効果あります。但し絶対音感がない場合には全く効力を発揮しないので、真似をされる方はその辺りを重々注意の上、お試しあれ!🎵

YouTube: Spanish Flamenco Music


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Didier Merah(ディディエ・メラ)
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