陣痛の記憶 1.
タイトルからだけではただただシンプルに、女性性を内包するいち生命のそういう光景だ…と言う話になりそうだが、これはそうではなく両性具有に生きる生命が瞬時的に妊娠の状態になり実際に出産するまでのプロセスをタイトルの中に含んでいる。
両性具有の多くは日常生活の中では、ほぼ男性と少年の中間のような状態に体がキープされ、声も中性的な青年のような音声を発している。変声期を迎えた少年…と言えば分かりやすいかもしれないが、まさしくそういう感じで子供でも大人でも少年でも成人男性でもない、かと言って女性でもなければ母性でもないとても不安定な性的状況が継続する中で、定期的に両性具有から女性性或いは完全な男性性に切り替える習慣をつけておかないと、時々自分自身を本当に見失いそうになる。
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