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Noteの中に居ると感じること、
…音(写真やイラストとか…)を売りたい人とそれらで人気を得たい人達が、互いの未成熟を舐め合っている…という現実。
Noteという特殊な空間がそのコミュニケーションを生み出すのかもしれない。
かなしいかな、全てが自立していない。
マシンへの依存、リズムやエフェクトへの依存、予想外の賞賛への欲求、…あからさまな言葉にはならない自画自賛と自己崇拝の空気感。
それを互いに同時に見せ合えばもう、怖いものなんてない…とでも言うように。
地の果てに孤立した小さな村に足を踏み入れたような感覚で、私はこの空間を見ている。
部族の中の緩い掟がそこにはあって、互いが何かを誤魔化しながら寄り添うこの村では、何もかもが互いに依存し合って共生未満で存在する。
緩いけれど欲望だけが突出しているから、互いにその欲望を満たし合う褒め言葉を心もなく投げ合っているように見えて仕方がない。
もっと外側を見てみたらどうだろう?
何が本物で、何が偽者かがよりはっきりするんじゃないだろうか…。
そして、
オリジナリティーを持たない自分の等身大に対し、もう逃れようのない敗北感を存分に味わった後にしか本物が生まれないということを、
もっともっと深く知ることが出来るのではないだろうか。
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#コラム #Didier_diary
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