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私には、今でも懐かしく思い出す音がある。それは音と言うより音響やSEに近く、空気の澄んだ冬の真昼にその現象が度々現れる。 当時の私はその現象に遭遇する度に予定していたその日の行動を全て止め、ただただ目の前に在る澄んだ空気と戯れることに集中したものだった。