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ミンナノポンチョ!お客様インタビュー

ゲスト・リュネ様:神奈川県にお住まい。didiが東京・立川にいた頃から10年来のお客様です。今回は福岡までご旅行の途中でdidi神松寺本店にお立ち寄りくださり、生地を選んでオーダーしてくださいました。
聞き手・didiデザイナーSONOGA


――この度はミンナノポンチョをたくさんお求めくださってありがとうございます。全体的な感想をいただきたいのですが、いかがでしたか?

リュネ様:didiはシルクサリーやタイコットンなどアジアのテイストが得意なイメージがありますが、ついに母国の「和服」のジャンルを取り入れてくださったことが嬉しいです。特別な時にも日常にも使える伝統衣装って、着物とサリーで似ているところもありますよね。

リュネ様:和服を普段使いする方はすごく少なくなってますよね。でも、オーダーしてみて、日本の風土に合っていて日本的なセンスや美学をギュッと詰め込んだ着物の生地って、日本人の骨格にも寄り添うんだろうなあと感じました。和服を普段使いにしてみたい……という気持ちが、こんな形で叶うんだ!と驚きと嬉しい気持ちでいっぱいです。

――ありがとうございます!サリー生地にはない日本の良さを感じていただけましたでしょうか。
ミンナノポンチョのサイズは基本丈(80cm)とワンピース丈(100cm)があります。いくつかお仕立てしましたが、特にお気に入りのものはどれですか?

リュネ様:やっぱりこれが一番気に入ってます!私が店頭で最初に見つけた生地のワンピース丈のものですね。ひとめぼれした私をそっと褒めたいぐらいです(笑)

――あの生地はスタッフが「きっとリュネ様はこれをお選びになる」とピックアップしていたものですね。お眼鏡にかなってよかった。

リュネ様:柄・風合いともにドンピシャでしたもの。ハンドメイド作家の方やご自分で和服をリメイクする方も、ミンナノポンチョのデザインを気に入っていましたよ。どんな風に作られてるの?おしゃれ!真似したい!って、ものすごく興味を持ってくれて、何度も触って写真を撮っていましたよ。

――そうなんですか!ものづくりをする方から興味を持っていただけるのって、作り手としても嬉しいです。

リュネ様:それから、使ってみて便利だったのが80cm丈のタイプです。
この前、温泉に館内着の上から着るものとして持っていったんですが、すっぽり頭を通すだけで簡単に脱ぎ着できてよかったです。温泉地・海・プールのような所で使える防寒としても良いと思いました。ワンピース型よりも畳みやすいので、持ち運びにも便利ですね。

リュネ様:落ち着いた色とストレートなフォルムが浴衣にとても合いました。不思議と羽織のようでもあり、でもポンチョだから洋風で……すれ違う人から「こんな館内着、受付で借りられたっけ?」という感じの視線が来ました(笑)

――着物生地で仕立てるミンナノポンチョの元となった、シルクサリーシリーズの「ポンチョニック」もお求めでしたよね。比べてみて、いかがでしたか?

リュネ様:どちらもとっても気に入ってます!ちょうどポンチョニックを着ていた時に、行きつけの整体院で80代ぐらいの受付の女性から「素敵ねえ!」って褒められました。「特に袖のヒラヒラってなるのがいいわね~」って、何度も生地に触れながら仰っていたんですよ。年齢問わず注目してもらえるなあと嬉しかったです。
サリーの生地と比べてみると、着物の生地はしっかりと厚みがあるからか、横に広がる感じのシルエットになるものもありますね。私は落ち感のある生地が好きなので、少しVネックを深めにして、レイヤードを楽しむデザインにしてもいいかな?と思いました。

――ありがとうございます。最後にdidiにお言葉をいただけると嬉しいです。

リュネ様:和服のリメイクをする業者さんはたくさんありますが、デザイナーSONOGAさんのセンスをもって作られる和服リメイクはdidiならでは!と思っています。ネパール・タイ・インド……SONOGAさんが世界各地で受け取られたエッセンスが今後「和服」を通してどう表現されるのか楽しみです。きっと素敵なお洋服ができると期待しています。
didiは大好きなブランドです。ますますdidiが『ココニシカナイ』ナニカを、生み出してくれますように!

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