とくさん(徳政憲和さんMYCOPING)のおすすめ本「良い戦略、悪い戦略」
✏️ 著者:リチャード・P・ルメルト
📅 発売日:2012/6/23
📖 内容:
■良い戦略は単純明快だ!
良い戦略は、単純かつ明快である。パワーポイントを使った説明も、マトリクスやチャートも無用。必要なのは、打つ手の効果が一気に高まるポイントを見きわめ、そこに狙いを絞って資源と行動を集中させること。
良い戦略は、組織が前に進むにはどうしたらよいかを明確に示す。難局から目をそらさず、それを乗り越えるための指針が示されている。「いま何をすべきか」がはっきりと実現可能な形で示されていない戦略は、欠陥品だ。
■世界的な戦略の研究者による第一級の著作!
世の中の「戦略」のほとんどは、戦略の体を為していない。本書の目的は、「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示し、「良い戦略」を立てる手助けをすることにある。著者ルメルトは世界的な経営学の研究者を表彰するThinkers50に選ばれた人物であり、長年にわたって戦略を研究してきた第一人者。本書は超一流の著者による「経営戦略」の書。
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著者について
戦略論と経営理論の世界的権威。エコノミスト誌は、「マネジメント・コンセプトと企業プラクティスに対して最も影響力ある25人」の1人に著者を選んだ。マッキンゼー・クォータリー誌は「戦略の戦略家」、「戦略の大家」と命名。
研究者としてのキャリアを通じて、つねに戦略の最先端を切り拓き、戦略の系統的研究を推し進め、コアスキルに注力する企業こそが最善の結果を残すという考え方を提示し、卓越したパフォーマンスを出す企業は業界に左右されるのではなく個々の企業の能力によることを説明。リソース・ベースト・ビューの提唱者の1人であり、市場支配力をベースとしてきたそれまでの戦略論を転換させた。
ハーバード・ビジネススクールにて博士号取得。現在はUCLAアンダーソン・スクール・オブ・マネジメントのハリー・アンド・エルザ・クニン記念講座教授。サミュエル・ゴールドウィン・カンパニーといった小企業から、シェル・インターナショナルといった大企業、またNGOや教育機関に至るまで幅広い組織にコンサルティングを行っている。
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●あなたの「戦略」は、その名にふさわしいか? 「戦略の大家」によるロングセラー!
●「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべきちがいを示す。
●超一流の著者による「経営戦略」の書!
■本書を推薦します
W・チャン・キム(『ブルー・オーシャン戦略』著者)
ゲイリー・ハメル(『コア・コンピタンス経営』著者)
良い戦略 悪い戦略
刊行から9年。戦略思考を学ぶ定番書
「良い戦略」と「悪い戦略」の驚くべき違いとは?
単なる目標設定と戦略立案の違いとは?
超一流の著者が超やさしく教えます。
【「悪い戦略」の特徴】
空疎である
ビジョンと混同している
重大な問題に取り組まない
目標を戦略と取り違えている
間違った戦略目標を掲げる
実行可能ではない
良い戦略 悪い戦略
”『戦略』とは何か、を深く考えさせられる良書”
メルカリCEO 山田進太郎氏推薦!
【目次】
序 章 手強い敵
第1部 良い戦略、悪い戦略
第1章 良い戦略は驚きである
第2章 強みを発見する
第3章 悪い戦略の4つの特徴
第4章 悪い戦略がはびこるのはなぜか
第5章 良い戦略の基本構造
第2部 良い戦略に活かされる強みの源泉
第6章 テコ入れ効果
第7章 近い目標
第8章 鎖構造
第9章 設計
第10章 フォーカス
第11章 成長路線の罠と健全な成長
第12章 優位性
第13章 ダイナミクス
第14章 慣性とエントロピー
第15章 すべての強みをまとめる
第3部 ストラテジストの思考法
第16章 戦略と科学的仮説
第17章 戦略思考のテクニック
第18章 自らの判断を貫く
謝辞
訳者あとがき
原註
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