M-age
おそらく、殆どの人が知らないと思います。
一部の人たちの間では、伝説のバンドになってますが。
時は1990年代初頭。
ジーザス・ジョーンズを筆頭に、
マンチェスター・サウンドが世界を席巻してました。
打ち込みとギターサウンドを融合させた、
デジタル・ロックの先鋒ですね。
日本でも流行りましたが、
それを取り入れたバンドは殆どありませんでした。
唯一と言ってもいい存在が、彼らだったのです。
結成は1986年。
1989年には当時の人気南組、
「三宅裕司のいかすバンド天国」にも出演しています。
1991年2月25日にミニアルバム「KISS」を発表。
売れなかったので路線転換をする事となり、
その時注目したのがマンチェスター・サウンドだったのです。
ビクターに注目され、コンピアルバムの「DANCE 2 NOISE」に参加。
翌1992年1月21日、シングル「WALK ON THE MOON」でデビュー。
2月21日にはアルバム「MUSTARD」を発表。
その後ツアーの実施、
シングル「someday close your eyes」やアルバム「VibES」を発表。
が、1993年5月にベースのKAJIWARAが脱退。
残ったメンバーはアルバムを一枚出すものの、1994年に解散しました。
しかし2020年9月現在、公式サイトは存在します。
来年2021年1月21日に何かが起きるようですが。
メンバーのルックスは抜群、
やってる音楽は最先端だったのに売れなかったのは、
ジーザス・ジョーンズのパチモン
というイメージが拭えなかったせいのように思います。
某雑誌なんか、
来日したマイク・エドワーズ(ジーザス・ジョーンズのVo)に聞かせたほど。
彼は聞くなり大爆笑してましたが。
もうちょっと彼らなりの個性があれば、
今頃は日本のデジタル・ロックの重鎮バンドになってたでしょうね。
まぁその個性のさじ加減が、非常に難しいのですが。
ともかく、来年の1月21日まで首を長くして待ってみたいと思います。
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