好きなギタリスト
沢山好きなギタリストはいるんですが、
常にマイベストに入ってるのは、この3人です。
一人目は、アラン・ホールズワース。
いきなり知る人ぞ知るギタリストですが、
彼は世界一上手いギタリストでした。
「本気を出したら」と注釈が付きますけど。
まずは彼の代表曲、「ROAD GAMES」を。
ギター・ソロの前にピアノを速弾きしてるような音が聞こえますが、
実はこれもギター・ソロなんです。
俄かには信じられませんが、LIVEの画像があります。
音量が小さくて聞き取りにくいのですが、1分45秒からのソロがその場面。
ヴォーカルがネックを抑えてるのは、ノイズが出るのを防ぐ為とか。
はじめてこのソロを聴いた時、すっかり騙されましたよ。
ピアノだと思ってましたから。
おっとろしいまでのテクニックです。
普通はこんだけ弾けたら天狗になる(貴族様の事じゃないよ)んだけど、
彼はスポットライトが当たるとそこから身を動かすような、
控えめな性格だったそーです。
現にこの曲の入ったミニアルバムは、
彼を尊敬するエディ・ヴァン・ヘイレンが尽力して出しました。
ちなみに↑のLVEの映像、来日コンサートの時の映像ですが、
顔より手のアップの方がはるかに多いという伝説があります。
そんな彼も2017年、70歳で亡くなりました。
二人目は、ランディー・ローズ。
「悲劇の天才ギタリスト」と呼ばれる人です。
元々は、クワイエット・ライオットというバンドを率いてました。
1978年にデビューしたものの、レコードが出たのは日本だけ。
日本でもクィーンみたいに話題になりませんでした。
バンドや母親が経営する音楽学校で講師をしてた翌1979年、
オジー・オズボーンのバンドに加入。
オーディションの時ギターのチューニングを始めたランディにオジーが、
「You got a job!(君に決まりだ!)」
と叫んだのは有名なエピソードです。
そうしてオジーのバンドに欠かせないギタリストになりましたが、
1982年3月19日、全米ツアー中の飛行機事故により不慮の死を遂げました。
享年25歳。
全米ツアーの後は来日の話もあり、
とても楽しみにしていた矢先の出来事でした。
ランディの凄いのは、テクニックもそうですが華やかさ。
メタルの帝王であるオジーと並んでも、
引けを取るどころか輝いて見えます。
さしずめオジーが闇なら、ランディは光ですね。
あとクラッシックギターの素養があったので、
それを曲に取り入れたのも彼が最初でした。
この曲のイントロが代表的ですね。
サバス時代からおどろおどろしいイメージのオジーの曲に持ち込むって、
一歩間違えばミスマッチ感満載になるところ。
それを綺麗にこなしてるのは、流石ランディです。
来日してたらなぁ。
三人目は、スノーウィ・ホワイト。
こんな事(ちなみにベースは大泉洋さんではありません)やったり、
こんな事やってる人です。
コッチの方が分かりやすいかも。
ゴールドトップのレスポールが目印ですね。
本業(?)はコレですけどね。
彼の魅力はやっぱり、コテコテのブルースじゃないところ。
その分物足りないと感じる人がいるかも。
シカゴのデルタブルース(ジョン・リー・フッカーとか)も良いけど、
ソレばっかりじゃゲップが出ちゃいますから。
タマには軽いのも良いと思いますよ。