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欲しいカメラ その1


今、自宅にはカメラが6台あります。

フィルム一眼のペンタックスK2とK2DMD、

コンデジのオリンパスC-2040とペンタックスX-5、

デジタル一眼のペンタックス*istDとK-70です。

十分すぎる数ですね。

でも人間ってのは欲が深いモノ。

まだ欲しいカメラが何台かあります。

それについて書いていこうと思います。

今回はペンタックスのOptio I-10。

それもクラシックシルバーのモデル。

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このカメラです。

2010年2月25日、ペンタックスから発売されたカメラです。

性能的には、ごく普通のコンデジです。

35ミリ換算で28~140ミリのレンズを搭載した、約1210万画素のカメラ。

CCDは、1/2.3型です。

ホント、よくあるスペックですね。

でもこのカメラはスペックじゃないんです。

デザインが素晴らしいんですよねぇ。

実はペンタックスの名機、オート100に範を得たデザインなのです。

コレがオート110。

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1979年3月に発売された、世界最小の一眼レフです。

ね、似てるでしょ。

オート110はこんなに小さいのですが、ちゃんと一眼レフしてるのです。

レンズは標準の24ミリを中心に広角の18ミリや、

望遠の50ミリや70ミリ、ズームの20~40ミリを揃えた交換式。

ファインダー上部にストロボも装着出来、ワインダーも用意されてました。

アニキの友人が持ってたので触らせてもらった経験がありますが、

「山椒は小粒でピリリと辛い」

そんな言葉が似合う、小さいながらも真面目に作られたカメラでした。

じゃあオート110にすればと思いがちですが、

オート110には現在では致命的な欠点があるんです。

それは110フィルムを使うカメラだということ。

若い人は110フィルムって知らないと思います。

昔あったんですよ。

そういうフォーマットのフィルムが。

カートリッジ式になってて、使用するカメラがポケットに入るサイズ。

その為ポケットカメラと呼ばれてました。

今だとケータイのカメラに近いような感覚のモノでした。

多くのポケットカメラは入門用という事もあり、

シンプルな構造の初心者用ばかりでした。

その中でオート110はちゃんとした一眼レフだったのです。

でも使うフィルムは同じ110フィルム。

35ミリのフィルムですら使用しにくくなった昨今、

110フィルムは絶滅寸前の存在。

一応新品の入手と現像は出来るものの、時間が掛かるようです。

だからこそOptio I-10なのです。

Optio I-10だと、普通のSDカードです。

入手は簡単、コンビニでも売ってます。

電池が専用電池なのでいつまで市場にあるか心配ですが、

他のペンタックスのデジカメとも共用なのでしばらくは大丈夫なようです。

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色はこの三色ですが、

やはりカメラらしいクラシックシルバーが一番に思います。

オート110を思わせるクラシックブラックも捨てがたいのですが、

レンズ部がシルバーってのがねぇ。

レンズ部までブラックだったら、クラシックブラック一択なんですが。

もう中古しかないのでメルカリで探してみると、だいたい5000円前後。

ちょっとお小遣いを我慢すれば、購入出来そうです。

まぁ買っても本格的な撮影には使わず、サブのサブになるんですが。

近所のお散歩に持ち歩くのに、良いかもしれません。

あ~、欲しくなってきた。

そのうち買っちゃうだろうなぁ。


追伸:買っちゃいました!

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