Throwing the Book at Gul'dan
Tempo Storm Wild Meta Snapshot #165 - December 4, 2024
バランス調整により、ワイルドフォーマットからいくつかのデッキが削除されました。スペルダメージドルイド、エッグハンター、そして前回のメタスナップショットで紹介した唯一の新デッキ、クエーサーローグがフォーマットから削除されました。
レノデッキも大きな打撃を受け、《盛り場の客寄せ》と《さがない詐欺師》を利用したパラディンとメイジにも大きく影響しました。ゲームで最も影響力のあるアーキタイプのいくつかが、一夜にして消え去ったのです。
大きな打撃を受けたデッキには共通点がありました。クエストウォーロックに勝てたということです。
私たち、そして多くのプレイヤーは、クエストウォーロックが環境全体を歪めることを止める方法は、ほとんどないだろうと考えていました。このデッキがダイヤからレジェンドまでの30%を占めることすら、驚くことではなかったのです。
クエストウォーロックは今や究極のゲームを終わらせるパワーを持っており、それを止めるものは何もないと、そう思っていました。
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時が経つにつれて、プレイヤーはウォーロックに対する予想外の答えを見つけました。あらゆるヒーローの中でウーサーは最も効果的な解決策の1つを持っていました。それは《聖なる怒り》です。
《裁判所命令》が「ナーフ」されたにもかかわらず、聖なる怒りパラディンは100ダメージの勝利条件を存続させる方法を見つけました。それを達成するためにはデッキ操作が必要になりますが、このアーキタイプは依然としてTier 1 の勝率を誇っており、クエストウォーロックを打ち負かします。
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バランス調整によって、他のパラディンデッキも注目を集めるようになりました。エッグハンターが排除されたことで、盤面を取って勝つことが再び可能になりました。これによりパラディンは新しい聖典パッケージを試し、2つのアーキタイプに落ち着きました。
1つ目の聖典パラディンは、ミラクルローグを彷彿とさせるデッキです。序盤にスペルを使用して《ヒカリエイ》や《フリッカーライトロボ》のようなミニオンのコストを下げます。
2つ目のデッキは聖典パラディンに似ていますが、ピュアの路線を推し進めたものです。ピュアパラディンも《キョメーター》のようなミニオンのおかげで成功を収めましたが、アーキタイプの性質上、構築の選択肢がより限られています。いずれもクエストウォーロックの脅威に耐えています。
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クエストウォーロックの台頭により、特定のコンボデッキが勢力を伸ばしています。ミラクルドルイドとアレクストラーザローグは人気のある選択肢ではありませんが、どちらもグルダンにとっては天敵です。しかし、ハードルの高いデッキであるため、Tier上位には入りません。速いゲームでウォーロックを倒したいのであれば、堅実な選択です。
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いよいよ最高のデッキについて語る時が来ました。それはクエストウォーロックではありません。クエウォロはメタを支配する恐れがあるにもかかわらず、このメタスナップショットでは Tier 2 止まりです。
頂点に君臨するのは他でもありません、《レナサル太子》です。しかし、これは伝統的なレナサルデッキではありません。再構築されたアグロプリーストです。
結局のところ、体力40のデッキはより包括的なゲームプランを実行でき、ゲームに勝つための時間を増やすことができます。ワイルドではカードを10枚追加することは大した問題になりません。平均的なカードの質が高く、デッキの一貫性を損なうことはほとんどありません。
アグロプリーストの場合、4ターンでリソースを使い果たすのではなく、より持続的なパワーでプレイできることを意味します。また、このデッキは30枚構築よりもクエストウォーロックに対して有利です。
従来のハースストーンでは考えられないような展開ですが、体力が10増えることがこれほど重要であれば、これまで慣れ親しんできたルールが投げ捨てられることになります。
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ウォーロックのカウンターデッキは、グルダンのワイルドフォーマット掌握を抑えるのに十分な働きをしました。クエストウォーロックはバランス調整パッチ以降は徐々に人気を落とし、もはや上位ランクで最も人気のあるデッキではありません。
とはいえ、グルダンがナーフの鉄槌から逃れられるとは思っていません。このデッキは、メタが適応しているにもかかわらず、いまだに敵対的ナンバーワンです。時間の経過とともにデッキの悪評は高まっていきました。
最近、コンテンツクリエイターたちの《悪魔の種》のナーフを求める声が、これまで以上に大きくなっています。物議を醸すこのカードの終了は近づいているのかもしれません。ナーフが確定したとは言えませんが、クエストウォーロックの見通しは良くないようです。
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クエストウォーロックを除けば、メタはこれまで以上に新鮮に感じられます。パラディンのリストがこれほど多く掲載されたのは、ここ数年なかったことです。そして、最高のデッキはワイルドの古典的なアーキタイプに新たなひねりを加えたものでした。
ワイルドは「暗黒宇宙ドラナイ伝」から1か月が経ち、ようやく新拡張が躍動しているように感じます。ここまで来るのに時間はかかりましたが、歩み始めています。
ワイルドがワイルドであるために。
https://tempostorm.com/hearthstone/meta-snapshot/wild/2024-12-03
「レグルスは今も輝いてる」
Fin