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#375 世界で最も美しい顔の決め方

知ってますか?

「世界で最も美しい顔100人」の決め方。

度々目にするこの企画ですが、どうやって決めてるのかを知りませんでした。

実はこの決め方、何も分からないそうです。

何も分からないというのは、何か基準があってとか、得点とかそのプロセスが何も明かされていないのです。

毎年一般人からの推薦を参考にしつつ、主催者であるTC Candler氏が約20人の独立批評家と候補者を絞り込み、最終決定しています。

プロセスが明かされていない以上、20人の独立批評家も本当に存在しているのかもわかりません。

また、日本のメディアではノミネートされたことが割と大々的に知らされるのですが、海外ではそこまで注目されていない企画なのかもという推測が。

主催者であるTC Candle氏のTwitterのフォロワー数は約8万人。

世界が注目するランキングの主催者であればもっと多くのフォロワーがいてもよさそうなのに。

つまり、日本はこういうランキングが好きなので、世界の100人にノミネートされた!すごい!となる、そこにマスコミが飛びついているだけのような感じが見て取れました。


似たような話で「モンドセレクション」。

少し前に、あれってお金で買えるの?みたいな話がバズってたことが記憶に新しいです。

応募費用は約15万円。

また、モンドセレクションのホームページによると、2017年度の応募総数は2965点。そのうち、2691点が、最高金賞、金賞、銀賞、銅賞のいずれか授与されており、約90%が受賞していることがわかります。

これが「お金で買える賞」と言われる所以です。

よく企業のHP見ると、似たようなもので「●●ランキング第1位を獲得!」を見かけます。
特に不動産等高額商材を取り扱う業界に多い気がします。

日本人の特性なのか、あのなんとかランキングで1位を取ったことがある、ということが安心感につながっているわけです。

もちろん、対象物はきっと素敵なモノなのです。

世界の美しい顔ランキングの方々はキレイな人だらけだし、モンドセレクションを受賞する商品だっておいしいものや素敵なものが多いですし。


なんとなくですが、ハリボテの見栄に安心感を持ってしまう特性よりも、自分で本質を見極めて選択をすることの方が自分にとっては満足感が高い結果を得られそうだなと感じています。

●●ランキング1位!→みんな選んでいるという安心感

みんなが選んでなくでも自分が気に入ったものを選んでもいいんだよ?


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