#408 とんがりコーン
最近改めて自社の強みはなんだろうと思う機会がありました。
大手の競合がひしめくなかで広告を出して集客しようにも、大手に流れてしまうその心理は、「なんか安心だから」というものです。
まだ小さい名も知らないサービスに依頼するよりは、広告がバンバン出ていて、イメージキャラクターもいるサービスの方が安心して使うことができるのは人がサービスを選択する際の常です。
どの業界にも通じますが、ではそんななかで、自社のサービスが勝ち抜いていくには何が必要なのか。
今までなら、登録している不動産会社が1500社いる、年間の取引実績は
これぐらいある!と数字面をアピールしていましたが、その数字は顧客のペインを手助けできるものではないのかなと思います。
ペインとは、顧客が抱えている問題のようなものです。
例えば、うちのサービスを利用する顧客にはこんなペインを抱えている層が多いです。
相続で取得をした物件があるけど、地方だから地元の業者を知らない。
これはつまり、相続物件を売却したいけど地元の業者を知らない、どうしたらいいの・・・。
という問題なのです。
1500社いるから、年間にこれくらい取引をしているから、というアピールではこのペインに刺さらないのです。
地元の業者を網羅しており、遠方の物件を売却できた実績も多数あるので、相続物件の売却はお任せください
みたいなPRの方が刺さる気がするのです。
なにか尖った部分で秀でることができればそこから注目もされそう。
尖った部分でまずは第一想起をとることができれば見える世界はガラッと変わりそうです。