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#370 勇気を振り絞る機会の減少

先日、「上田と女が吠える夜」を見ていました。

女性の観点から見た恋愛事情など、結構ぶっちゃけたトークを聞くのが楽しくて、何か作業をしながら垂れ流してみる機会が多いのです。

先日のテーマは「告白事情」。

パネラーの年代も様々なので、昔の告白と今の告白を比べたような話がありました。

相手をデートに誘ったり告白するのは手紙や電話などアナログ。
今は携帯電話の普及にともないLINE等。

そんなテーマの話を心なしに聞いていると、印象に残ったのは「勇気を振り絞る」というワードでした。


指先だけじゃなく全身で伝えること

携帯電話の普及により、今や好きな人への想いを伝えるのもLINEでする時代です。

僕が中学生の時にみんな携帯を持ち出しました。

その頃からか、想いを伝えるのはメールが流行るようになったのを記憶しています。

因みに僕は今でも俄然、直接派です。

さて今の告白の方法はこんなのが主流だよ、という前置きのもと、番組では、昔の告白についての話がありました。

携帯はないので、電話もしくは手紙、直接言う、のどれかしかないのです。

例えば電話。
電話は家電。相手の家に電話をかけるわけですが、想像しただけでも緊張する・・・。
だって、最初に出るのはお父さん?お母さん?兄弟?
色んなパターンを想定してかけなきゃいけないし、礼儀正しく挨拶をしなければいけない(普通だけど)、そして自分の言葉で直接伝えなければいけない。

これだけで越えなければいけない壁は3枚あります。

文明の普及に伴い、相手に気軽に想いを伝えることができるようになった今、タイトルにあるように、昔程、勇気を振り絞る機会が減ったように思えます。

恐怖に打ち勝つこと

人間は失敗を考えると怖くなります。

だけど、勇気を振り絞ってそれに打ち勝ったときは、何にも代えがたい結果が待っています。

大人になると、何かに夢中になって頑張る機会が減ります。

また、ちょっとした勇気を振り絞って何かを掴みに行くことも減ります。

最近、勇気を振り絞って何かを掴みに行きましたか?
そんなことを聞かれても、自信をもって回答できる人はなんだか人間味があって魅力的に感じます。


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