「なんで栃木SCの社長やってるの?」という質問とか…
さてさて、こういう日記というかブログというか初めて始めるわけで、まずは何が良いかなとか考えるわけです。そこで最近「よく聞かれるなぁ」と思うことについて話していきたいと思います。
まぁ、大した話しではないんだけど、僕レベルのnoteも大した物でもないし、楽に話そうかなと…。
「なんで栃木SCの社長やってるの?」とか、「そういう話しって発信してます?」とか最近よく聞かれる。
まぁ、社長になったのはいろんな事情があって就任したわけだけど、少なくとも「100%やりたくない!」と言うことだったら受けてないわけだし、とは言え「やりたい!」というわけではなかったんですよね。ただ、地域のスポーツに対しては情熱はある方かなと。
栃木にはサッカーだけじゃなくて、宇都宮ブレックス、宇都宮ブリッツェン、日光アイスバックス、那須ブラーゼン、ゴールデンブレーブス、栃木シティFCなどなど今でこそ「おい!多いな!」って言われるほどクラブ数も多い。
でも、おらが町のチームを応援するというアメリカのスポーツ文化がある中で生活していた僕としては帰国後に応援するチームがなかったのはマジでつまらなかった…。正確にはアイスバックスは活躍していたんだけど、帰国したのが夏前だったので帰国後すぐに試合を観る機会はそもそもなかったんですよね。そうなると毎日の楽しみはBSでシアトルマリナーズを応援すること…になってしまうわけです。
これジャイアンツファンが聞いたら申し訳ないんだけど、ジャイアンツが宇都宮で試合をするときに行ってみたは良いけど、1回裏が終わった時にスタジアムを出てしまいました。もちろん野球は面白い。でも応援するチームでもなければ、なんだかよくわかんないなってなってしまって。
その時だったかな…「これ、俺の老後って孫と町のチームを応援する楽しみはないじゃねーか!」と思ったのが…。そう思いつつ生活していた時に栃木SCを法人化する話しが持ちかけられて、ボランティアでフロントのお手伝いするきっかけができたと。始めた当時はJ2昇格とか、J1へ行きたいとか、そんな思いは全くなくて(笑)ただただ、自分の老後の楽しみを作ろうっていう想い。
まさか自分がそのクラブの社長になるとは思ってもみなかったわけですが(笑)
当時はあまり思ってなかったけど、やっぱり仕事してるとJ2に行きたいとかJ1に行ってみたいとか沸々と思いは強くなっていきますね。今は代表だし、J1に行きたいっていう思いを持った人達がたくさん応援してくれるわけで、その思いを持って仕事してるつもりではいます。ただ、僕の根っこにあるのは「将来、自分の孫と毎週のようにスタジアムに栃木SCを応援に行くこと。」そして、「そういう生活をこの地域の人達に提供して郷土愛だったりを育んでもらって、幸せに生活できる環境を提供する。」っていう思いなんですよね。
こんなこと言ってると「おまえ本気で強くする気がないだろ」とかまた言われると思うんだけど、それはそれ。僕もねぇ、選手に毎年言ってるのが「なめられるのは嫌いだ」ってこと。だから強くしたい、強いチームを地域に見せたいとも思ってますよ。でもでも、根っこにあるのはそれだけじゃなく、ずっと抱いている思いがあるんだよっていう話しね(笑)
これ、人前で話すと「そういう話しって発信してます?」と聞かれることが多いので、初noteで僕の心の内を少しお話ししとこうと思ったわけです。
現在44歳、子供が7歳、孫と観戦できる日はいつになるのか…。最高の週末を過ごすためにもこの仕事でもっと頑張らないとなと思うわけです。
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