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ワーケーションのスタイルは個性が出る

皆さんはワーケーションってどんなものを思い浮かべますか?

リゾート地でゆったり過ごすワーケーション、地方でいろんな体験ができるワーケーション、合宿形式でプロジェクトを一気に進めるワーケーション、といろいろありますよね。

一言にワーケーションと言ってもいろんなスタイルがあるなと日々感じるのですが、そのあたりについてぼんやり書きたいと思います。良い悪いの話はしません。あくまでぼんやりと。


ワーケーションって

大半の方がワーケーションについて話す時に毎回出てくるワーク+バケーションという言葉。そこを掘り下げるのはやめようと思いますが、なんかコロナ禍を経てめちゃくちゃ聞くようになりましたよね。あの芝生の上でPC広げている画像とともに。

あれがインパクトがあっただけにワーケーションって休暇感が強いんですよね。リゾート地でするものだ!みたいな。でも実際は最初に挙げたようないろんなスタイルがあります。ワーケーション協会さんでは◯◯型などと分類されているようで、全てワーケーションの一種として扱われています。

でも実際に使われている言葉が意図しているものはバラつきがあって会話が噛み合わないこともあるような気がします。


自分のワーケーションのスタイル

あまりかっこいい言葉で表せるものは考えていないのですが、自分はリゾートではなく都市型のワーケーションを一人で楽しんでいます。放浪的シティワーケーションとでも言うのでしょうか。世の中で自分に近いワーケーションスタイルの方があまりいないようなのでメジャーではない気がします。


地方の都市部

ゆっくりと羽を伸ばす的なリゾートではなく基本的には都市部を選んでいます。しかも行きやすく帰りやすい場所。なぜかと言いますと、自分は登山をしたり、バイクに乗ることが趣味だったりするので、正直ワーケーションで絶景を楽しまなくてもいいかななんて思ったりしています。普段住んでるところじゃないところに行くだけで十分気分転換になります。

また地方都市のなにが面白いってちょっとしたカルチャーのギャップが楽しかったりします。普段食べないものが食べれたり、普段見れないものが見れたり、そこに住む方の日常が垣間見れたり。それで十分楽しいです。


仕事との向き合い方

小規模事業経営者の自分は基本的に忙しいことが多いです。いや、その言い方は語弊がありますね。仕事とプライベートを完全に切り離すことができない状態がほとんどです。小忙しい。こっちの方が正解に近いですね。

ワーケーション中も結構仕事をしています。ワークとバケーションの自分の中の比率を感覚でいうと平均7:3ぐらいで仕事してます。状況により5:5の時もあれば9:1のことも。仕事が5割を切ることはないですね。なので都市部を選んでいるのも仕事に支障が出づらい環境にしているというわけです。

たまにワーケーションよりちゃんと休みでバケーションしたいという意見を見ますが、全くもってその通り。休める時は休みましょう!でもそれは0:10というON/OFFの比率を作れる人であって、そうでない人は濃度の微調整ができるワーケーションはありがたかったりします。そうじゃないと一生旅行なんてできません。


地方コミュニティーとの距離感

正直自分はそんなに近くないです。
かつて地方の宣伝プロモーションに関わったことがあるのですが、ものすごい無力感を感じました。というのも企画を考える時に初めてその土地のことを調べるのですが「すでに面白いことをやっている」と感じることが多いからです。

そしてまた実際に地方に行って話を聞いても感じるのですが、東京もんが適当に考えた企画なんてとっくの昔に取り組んでいてそれでも成果が出ないからもうやっていないということが多いんです。やっぱり検討しつくてる案を聞いて、複雑に感じるのでしょうか。だとしたら双方つらいですよね。

勘違いして欲しくないのですが、自分ができないだけで今東京の方で素敵な活動をされている方もたくさん知っています。ただただ自分は無力だなと感じるだけの話です。

地域活性を願っていないかと言われるとそんなことはないのですが、お力になれることはないなーと感じてしまっていて、自分から積極的にアプローチはしていません。

自分ができる地域活性はただ行くこと。

基本的にはそれが一番なんじゃないかなと思っています。外部からあーだこーだ言うのはおこがましい。できるだけ長めに、そしてできるだけたくさんその土地に行き、その土地の良さを知ることで本当に求められていることを知り、もしその中で自分ができるがあればお手伝いするだけでいいかなと思っています。


一人で行くことが面白い

基本一人ですね。もともと一人旅に対してまったくさびしいという感情を感じない人間なもので、なんも不安もなく一人で知らない土地に行っちゃいます。周りの目もほぼ気にしないです。

一人で行って入りづらい場所ってあったかなー?居酒屋とかは若干ありますけど、カウンター席あれば全然気になりません。雀荘もフリーで行くタイプなのでそこまで抵抗はありません。渋すぎるところは別ですが、、テーマパークは行きません。


自由であることが一番いい

「ワーケーションをよくしてる」というといろんなリアクションが来ます。リゾート好きと思われたり、補助金利用が前提だったり、地域活性にめちゃくちゃ興味があると思われたり。都度自分のスタイルの話を交えて説明するのですがなかなか一言であらわすのが難しいです。。

その方が触れている「ワーケーション」がそうだったんでしょうね。リアクションがバラつくということはいい意味で言うと懐が深いということですね。

ただ悪く言うと欲張り。

いくつかの意味を捨ててもいいのでは思っちゃったりします。ワーケーションかくあるべしみたいなのをたまに目にするのですが、そのような視点からでしょうね。分からんでもないです。特に自分の活動を誤解されたくないという気持ちは理解できます。そしてワーケーションがバケーション感が強いので誘致上不利になるので名称を変えたいという話も理解はできます。

難しいところですが、自由な働き方ということでいいのではないでしょうか。自分は嫌いじゃないですよ、「ワーケーション」という言葉。バケーション感も仕事がキツくて大変という概念だけじゃないのが出てていいのではないでしょうか。「ワークスタイルにエンターテイメントを」ですよ。


まとめ

とりとめがなさそうなのでここいらで終わりたいと思います。しつこいようですが、現状に不満もないし、なにかを変えたいとは思っていません。ワーケーションは選択肢が多いので、なにを選んだかでめちゃくちゃ個性が出ます。その結果今は意味合いのバラつきがすごいことになっている気がします。

でもこの今のワーケーションの懐の深さ、多様性が面白いなと思っています。八百万の神信仰で実に日本人らしいじゃないですか。この雑多な感じも好きですよ。

誰かのワーケーションスタイルを否定するのではなく、ワーケーションしている人の個性も楽しめるようになるといいなと思っています。

誰かにどんなワーケーションしてるの?と尋ねられたら、引き続きたどたどしく自分のワーケーションスタイルを説明してコミュニケーションのきっかけとしたいと思います!

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