第三讲 “五位一体”和“四个全面”
第三講「五位一体」と「四つの全面」
二.协调推进“四个全面”战略布局
二.「四つの全面」という戦略的布陣を調和的に推進する
0-1:我国先秦著作《吕氏春秋》中有典故讲到,假使让最强壮的大力士拽牛尾,即使把力气用尽,把牛尾拽断,牛也不会跟着他走。而如果叫一个小孩牵着牛鼻环,牛就会顺从地跟着他走。由此,后世产生了“牵牛要牵牛鼻子”的说法。
意訳:我が国の先秦時代の著作である『呂氏春秋』のなかには、もし最強の力持ちに牛のしっぽを引っ張らせたら、たとえ牛の尻尾を引きちぎるほど全力を尽くしたところで、牛は彼と一緒に行こうとはしないだろう。しかし、もし一人の小さな子供が牛の鼻輪を引けば、牛は素直にその子について行くだろう。これにちなんで、後世には「牛を牽いていくなら、牛の鼻を牽かなければならない」という言い方ができました。
0-2:2015年初,在十八届中央政治局第二十次集体学习时,习近平总书记指出,要协调推进全面建成小康社会、全面深化改革、全面依法治国、全面从严治党,是当前党和国家事业发展中必须解决好的主要矛盾。我们既要注重总体规划,又要注重牵住“牛鼻子”。没有主次,不加区别,眉毛胡子一把抓,是做不好工作的。
意訳:2015年初頭、習近平総書記は第18回全人代の中央委員会政治局の第20回グループ学習で、「ややゆとりのある社会」(小康社会)の全面的建設、改革の全面的深化(深化改革)、全面的な法に依る国家統治(依法治国)、全面的な党内の綱紀粛正(从严治党)を歩調を合わせつつ進めなければならなず、これは現在中国共産党と国家事業が発展していく中で必ずうまく解決しなければならない主たる矛盾であると指摘しました。私たちはすでに総体的な計画に注力すべきですが、また「牛の鼻」を牽くこと〔、つまり無理のない自然なやり方を選ぶこと〕にも力を注がなければなりません。優先順位をつけず、区別もせず、眉毛とヒゲを一緒に抜くようでは、仕事はうまくいきません。
0-3:2020年10月,党的十九届五中全会根据历史条件的变化,对“四个全面”进行了新表述。
意訳:2020年10月、党の第十九回第五次全人代中央委員会全体会議は、歴史的状況の変化にもとづいて、「四つの全面」に対して新たな表現を推進しました。
図版
全面建成小康社会、全面深化改革、全面依法治国、全面从严治党。
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全面建设社会主义现代化国家、全面深化改革、全面依法治国、全面从严治党