【2023年5月号】ダイスのお便り「さいの目」
ダイスプロジェクトの、普段はあまりお目にかかれないプロジェクトの裏側やスタッフの素顔、社内で起こった驚きのエピソードなどを毎月最終日にお届けしています。
「さいの目」とは、サイコロのこと。
サイコロのように多面性のあるダイスプロジェクトの視点で、日常の何気ない風景に彩りをプラスしていきたい、という思いを込めて名付けました。
みなさまのホッと一息タイムのお供に、お楽しみください。
1.最近のダイス
ダイスは、どんなキャラクターが多いイメージでしょうか。持ち物や服装、行動からふと見える人柄。そんな一場面をお届けします。
来月はどんなできごとがあるのやら?お楽しみに!
2.幸せな仕事
vol.09
「場」をつくる
ある晴れた休日、アイランドシティの真ん中にある公園にどでかい映画会場が出現した。マルシェやキッチンカーが並び、美味しそうな匂いと、子供達の声、暮れゆく空の下で、ハンモックに揺られたり、芝生に寝っ転がったり、ご近所さんが思い思いのスタイルで映画を鑑賞し、まるで大きなリビングのような空間が広がった。
アイランドシティのまちづくりエリアを対象に「公・民・学」が連携したまちづくりの拠点として設置された「UDCIC(アイランドシティアーバンデザインセンター)」。ダイスプロジェクトでは、2018年よりこの事務局業務を行なっている。事務局では主に、地域の課題を解決することや、この町の魅力を発信することを目的として活動しており、年間通してイベントやワークショップを企画運営。そのイベントのひとつとして行ったのが「おそとシネマ」。タイトル通り、外で映画を観る企画です。ダイスプロジェクトでは、映画会場を設置するだけではなく、集うことをもっと楽しめるように、マルシェの出店者の募集や広報物の制作、当日の運営までを行った。
「住民さんとワークショップを実施した際に、『みんなが気軽に集まれる場所が欲しい』という意見が多く寄せられたのがきっかけです。今でこそアイランドシティには大きな商業施設やカフェ、バーなどがありますが、当時は飲食店や商業施設がまだまだ少なかったんです。いきなりハードを整備することは難しいけれど、UDCICとして、市民共有の財産である『公園』の使い方を変えることで、新しい居場所のあり方を提案できないかという想いがあり、このイベントを企画しました」と語るのはUDCIC事務局業務スタートから現在まで携わっている都市計画・事業企画チームの本多。
「都市公園という性質上、制約が多かったため、指定管理者と何度も協議をしながら進めていきました。住宅に囲まれた会場での夜間のイベントでしたので周辺にお住まいの方への音の問題など、解決しなければならないことがいくつかありました。指定管理者さんが根気強く協議に付き合ってくださったことで、アイランドシティ中央公園の新しい使い方を発見することができたように感じます」と当時を振り返る。
「小さいお子様連れの方にも気軽に映画を楽しんでいただけたこと、いつもは静かな公園にご近所さんが集まってリビングのように過ごしていただけたこと、そして、翌日の会場清掃でもほとんどゴミが落ちておらず、地域の方のマナーがとても良かったこと、このイベントの後、公園にワンタッチテントを立ててくつろいだり、イベントを開催したりと、公園を居場所として活用される方が増えたこと、開催後数年経っても、地域の方から『またやってほしい』という声をいただくことなど、このイベントを企画実施したことでたくさんの幸せを感じることができました」。
▽YouTube動画
https://youtu.be/ucuDiOEq_iA
3.私、こういうモノです
いつもの、にアイデアプラスで心地よく!
本多 薫 Kaoru Honda
日本初の世界ジオパークに認定された島原半島の南東部にあり、天草四郎で有名な長崎県南島原市で生まれ育ちました。
南島原では「本田」よりも「本多」の方が多く、同じクラスに2〜3人は本多がいました。
長崎のデザイン事務所で働いた後、面白い会社があるという噂を聞きつけ、ダイスプロジェクトでのインターンを経て、入社。これを機に、福岡へ引っ越してきました。
レトロな理髪店と衝突防止サインに心ひかれ、見つけると必ず写真を撮ってしまいます。
仕事では、地域の方と一緒に活動を企画したり、運営したりすることが多いです。地域の方の「やりたい」を実現するためにサポートして、形になったり、関わった方が喜んでくださるときにやりがいを感じます。
いつもの場所にちょっとしたアクセントを加えることで、そのまちに暮らす人が心地よく過ごせる場をつくりたい、という思いで取り組んでいます。
#甘いもの好き #スコーン に #目がない #銭湯好き #温泉好き #大好きなのは #蒸し湯 #見つけたら #必ず入ります #一人旅好き #ここんとこ #よく行くのは #温泉地 #レトロな理髪店好き #見つけたら #必ず撮ります #刺繍好き #靴に刺繍してました #最近ハマっているもの は #落語 #声の調子 と #身振り手振り で #まるで別人 の #落語家の業 に #衝撃 #つい最近 #古今亭文菊さんの落語 に #しびれました
4.楽しい業務連絡
2023年6月に予定しているイベントやオープン情報などをお知らせします。
〇SATETOクッキングインスタライブ
コープ九州さまWEBサイト「SATETO 」のクッキングインスタライブの企画・運営をお手伝いしています。
日時:6月9日(金)12時スタート
この夏つくってみたい! 炭酸水を使ったしゅわしゅわドリンクを、料理家SHIMAさんと作ります。
▽SATETO Instagramはこちら
@coop_sateto
〇生搾りフルーツサワー専門店 西新ドゥリンク
福岡市西新にオープンしたばかりの生搾りフルーツサワー専門店「西新ドゥリンク」、店舗デザインをさせていただきました。
所在地:福岡市早良区西新4-4-15 西新駅4番出口から徒歩1分
営業時間:18-24時(定休日 月曜日、日曜不定休)
▽西新ドゥリンク Instagramはこちら
@nishijin_drink
〇アナバナ軒下マルシェ特別編
栄八さんの栄八さんのメロンと小値賀のおいしいもの
長崎県小値賀島の風土を生かした独自の土づくりからはじまる山内栄八さんのメロンと、小値賀島のうまいものを販売します。
料理家・広沢京子さんによる「小値賀プレート」ランチやメロン100%のジューススタンドも楽しめます。
日時:6月17日(土)10:00〜15:00
会場:アナバナ編集部(ダイスプロジェクト内)
▽詳細はこちら▽
https://anaba-na.com/anabar-event/202306_17-1
〇宮崎の生産者「ここく」加藤さんとマイ醤油づくり、そして軒下マルシェ
宮崎生まれの大豆と麦と塩を原材料に、マイ醤油づくりのワークショップを開催します。砂糖を使わず発酵の力で甘みを引き出した発酵アイスと大麦ワッフルのおやつ付。
日時:6月17日(土)10:00〜15:00
会場:アナバナ編集部(ダイスプロジェクト内)
参加費:6500円(仕込み用瓶、おやつ付)
▽詳細・申込みはこちら▽
https://anaba-na.com/anabar-event/202306_17-2
定番の麦みそ、やさしい甘さと香ばしさがおいしいピンク色をした麦茶、砂糖を使わずに発酵の力で甘みを引き出したスイーツなどここくさんの商品が購入できる軒下マルシェも開催。
日時:6月17日(土)10:00〜15:00
会場:アナバナ編集部(ダイスプロジェクト内)
▽確実に購入したい方は、事前予約がおすすめ▽
https://forms.gle/bC8qt9qyf871YZ9P6
※予約は6/1より受付スタート