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卵にするか、玉子にするか、哲学かもしれない

高校生のとき、
たまごの選別工場で働いたときの話を書いていて
(養鶏場から持ってきたたまごを洗浄してパック詰めする工場です)
「たまご」を「玉子」と書くか「卵」と書くかで悩みました。

迷ったときは調べるべし!

そうして調べてみたところ
「卵」はニワトリの卵のような、生物学的な感じのとき
「玉子」は調理されたものや食品として使う
という雰囲気でした。

さて、それでは「たまご工場」の場合はどうでしょう?

扱っているのは食品としての「たまご」なので
「玉子」なのではないか?

と、思って
最初は「玉子」を使って文章を書いたのです。

でも、少し立ってから読み返して
なんだか不自然な感じがする。

食品としての「たまご」だけれど
調理はしていないから「卵」ではないだろうか?

ということで、
~工場で卵の洗浄をして…
のような形に書き直しました。

そうすると、さらに疑問がでてきました。

「玉子焼き」 vs 「卵焼き」
これは「玉子」のような気がします。

「ゆで玉子」 vs 「ゆで卵」
こうなるとどちらでも良い気がしますが
「玉子」でしょうかね?

「玉子かけご飯」 vs 「卵かけご飯」
これは……
「卵」のような気がします!

生卵ではありますが、
食品ですし、一応調理していることになるはず……。

ということは「玉子」なのでしょうか?

そういえば、
「生玉子」 vs 「生卵」
だと、「卵」ですよね。

「溶き玉子」 vs 「溶き卵」
だと、やっぱり「卵」です。

つまり
生の場合は「卵」
加熱している場合は「玉子」なのでしょうか?

という感じで、
ひたすら「たまご」について
考えてしまいました。

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悠さん(悠木まこと)🐈ことば×ゆるAIで『つなぐ』情報発信📝岐阜のインタビューライター
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