都市閉鎖となったら用意すべきもの-パリの経験より-
東京都ロックダウンの話が出ている日本の友人たちへパリで1週間ロックダウンしてみての感想や、ノウハウを送ります。
2週間のロックダウン、ほぼ家を出ないという想定で書いています。
1.栄養素と食物繊維
食料品の買い溜めに走る人が多いですけど、買いだめられる食品の栄養は少ないです。ビタミン剤と食物繊維を忘れずに。ビタミン剤はマルチビタミン。免疫を高めたいならビタミンC亜鉛やプロポリスなどが良いそうです(仏薬局で勧められた)わたしはすぐ口内炎になってビタミンBとCにお世話になってます。日持ちのする食物繊維といえばパイン缶!日本だとおからクッキーとかも良さそうですよね。
2.レトルト食品はオススメしない。
レトルト食品は賞味期限が長いという利点がある一方で、デメリットも沢山ある。2週間のうち1週間は自分で作り置きし、残りの1週間をレトルトを活用しながら過ごすという位の気持ちで良いと思う。
→物凄いスペースを取るので、保管が大変だし、買い出しでかさばる。しかもごみ捨ても大変。ごみ捨てもしないように出かけないなら貯めておく場所もない。
→栄養素がよくない。炭水化物過多になりがちだし、味も濃い。
→味に幅が少なく飽きる。日本は多くのレトルトがあるけれども仏はかなり限られているし、お昼レトルト中華丼、夜カレーなんて食べたくないでしょ?
→エンターテインメントとしての料理。家にいる時間が伸びて家の中で楽しめることのひとつに料理は入る。作る人も楽しいかもしれないが、家族でシェアできるのが良い。
3.買い溜めすべきものは精神安定剤
買い溜めというとレトルト食品、トイレットペーパーが無くなるという話はパリでも同じ。
でも買い溜めすべきものという優先順位には上がらないかもしれない。
家にいる時間が長くなっても先述のようにレトルト食品は買いすぎる必要はない。家にいる時間が伸びたとしてもさすがにトイレットペーパーを倍使う訳では無い。普段1週間に1パック使用するなら2週間分ということで2パックあればいい。
それより重要なのは落ち着いて日々過ごせるアイテムを買うべき。
例えば[オヤツ]そして[ヨガマット]
私にとってオヤツは切っても切れないもので、これが切れると中毒症状出てしまう訳で。。
出かけられないからケーキが食べられない!!とか思うと精神衛生上悪いですね!
ケーキの材料を買っとくとか、オヤツ多めに買っとくとかマジで大事です。そして、思ったより速攻オヤツ無くなります。精神安定剤は多めに仕入れておきましょう。オヤツじゃない。タバコだ、コーラだ。じゃあそちらを購入されてください。
普段運動習慣がない人でもさすがに一日中家で暮らすと気が滅入ります。ちょっとでも運動することをオススメします。
うちの中の運動ではヨガマットがとても有効です。なぜかというとヨガをするためだけじゃないです。ヨガマットは滑りにくくしたり、硬い床とのクッションになってくれるのです。以前流行ったビリーズブートキャンプやHIITなど自分が興味を持ったものをやるといいです。色々なエクササイズがYouTube等で無料で見られる時代です。
家に一日中いてオヤツばかり食べてると健康に悪いですから普段運動しないよと言う人でも、ヨガマットでなにかエクササイズすることをオススメします。
最後に、日本は素晴らしい配送サービスがあります。仏では頼んだっていつ来るか分からない。来るかも分からないような期待値ですが、日本はちゃんと届きます。困ったらネット注文でいいはずです。精神安定、おうちでリラックスが1番大事です。焦らず、そろそろ春ですしおうちで衣替えや断捨離でもしながら過ごすと良いかと思います!
長くなりましたし、個人的な意見ですがお役に立てると幸いです。
最後の最後に女性へ
生理用品も買い占めの対象となり、手に入れられないと大変ということで先回りして購入する人もいるかと思いますが、普通だったら月に1回しかないわけで、2週間の間に1回の生理を乗り切れる分のストックがないか見てみましょう。
足りないなら買えばいい。
それより時間があるから、お風呂ゆっくり入ってリラックスできるアロマキャンドルとか、普段時間なくて出来ないボディスクラブとかしたらいいとおもう。