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憧れと現実
先日、友人と3人で夜中までグループ通話をした。だいぶ話は盛り上がり、憧れる人によって、その人の性格が見えてくるよね、という話に花が咲いた。
3人で各々の憧れている人とその理由について話し、確かにちょっと分かるかもみたいな会話になった。1人はキングカズ、もう1人はワンオクのTaka。確かに2人とも憧れているんであろう節は普段から何となく感じていた気もする。
そこで、自分も憧れの人について考えた。自分は小さい頃からお笑いを観るのがとても好きだった。そのため、小さい頃に見た『人志松本のゆるせない話』で、バカリズムが話した話が好きすぎて、それを観てから、気づいたらバカリズムに憧れていたなと思った。普段当たり前に感じていたものに、そんな観点があるのかと子供ながらに感じたのを覚えている。そういうものの見方だったり、都道府県の持ち方を紹介したり、バカリズムのセンスのようなものが全部好きだった。
そのため、3人で話している時に、素直にバカリズムに憧れていると言った。2人は確かに分かるかも、ひぶろのからちょっとそんな感じしてたと言ってくれて、めちゃめちゃ嬉しかったのだが、よく考えたら、こうやって憧れの人を話している時点で、自分にバカリズム感はないのではないだろうか。バカリズムは夜中に友人と憧れている人の話なんてしないのではないかと思い、急に恥ずかしくなった。一瞬で憧れと現実のギャップをものすごく感じた。
自分はただ憧れているだけで、憧れている人のことを全然理解できていなかった。それと自分は分析することが得意ではないことをより実感した。自分には、もっと憧れの人に近づけるように考えながら行動してもらいたいものだ。この時点でもう違う気がするが、もうキリがないので、そこはあまり気にしないで頂きたい。
誰しも、憧れの人の考え方を意識したりすることはやっぱりあるのだろうか。あまり聞くことでは無いかもしれないが、色んな人の憧れの人について聞いてみたい。