純恋歌

ヤイコが「私が先に書く!」
って言ってたけど、たぶん書かないから先に書く。

今日は2人の近所で飲みふけった。
なんかの漫画にありそうなくらいご近所なので
焼肉、居酒屋、バーとはしごした。

バーの帰り、駅前に停まっていたクレープ屋さんにこころ引かれて「食べたい!」とタダをこねて立ち寄った。

私はバターシュガーがよくて、ヤイコはイチゴがよかったけどなくなってたので、なんかオリジナルのクレープを作ってもらっていた。

クレープの屋台はなかなか来ないので、駅から降りてきた人で賑わっていて10分ほど待ち時間があった。

なんのきっかけか、湘南乃風の純恋歌の男とは付き合いたくないよねって話になり
歌詞をひとつひとつ拾っていった。
とんでもない男だった。一方的に怒鳴ったり、パチンコ屋ににげこんだり、景品の化粧品で謝りに来るのだ。
きっと、大親友の彼女も「もう苦しんでる姿見たくないよ。私たちのことは気にせず別れていいんだよ?」と何度も涙の夜を超えたことだろう。

そんな話をしていたらクレープができあがり、店主の「話が面白すぎて手が止まっちゃいましたよ」の声に
ちょいちょい挟んでいた「口動かさずに手動かしてー」の声も届いていたのかと思うと戦々恐々としながら、純恋歌の余韻とクレープの甘さに溶けながら帰宅した。

できれば、大貧民で負けてもマジギレしない人、引いては大貧民じゃなくて大富豪という優しい人と付き合いたい。

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