[op,]私の大学受験
私の受験生活は大変だった。なんて一言で表せるものではない。想像以上に濃いものだった。
だからここに記そうと決めた。
結果的には後期で受けた徳島大学に入学する。
地元は北陸。なぜ?と自分でも思う。
私が大学受験という大きなものを乗り越えられたのは間違いなく周りの人達のおかげだ。
家族、友達、先生。メンタル激弱の私がここまで生きてこられたのはこの方たちのおかげ。
特に私の母は私が共テ直前に不安で泣いた時、鬱になった時、前期不合格で大泣きした時、後期試験に向かう時、いつもそばにいていつも温かい言葉をかけてくれた。母が私の母親でよかったと何回思っただろうか。本当に感謝してもしきれない。ありがとう。
学校から依頼される合格体験記を書くことが夢だったが、「前期試験に合格したら書く」という条件を自分で決めていたから書けなかった。
でも大学受験で得たものは学力と大学名だけではない。その事と受験の思い出をなにかに残しておきたかったからここに記していこうと思う。
大学受験を経験して私は色んな物の見方が変わった。
例えば人の学歴について。
行きたい大学を探せば探すほど、数え切れない大学の知名度や難易度を嫌でも認識するようになった。今の時代は特に、snsで調べたらキリがないのだ。大学の噂も、1人の高学歴なインフルエンサーが見下してしまえばそんな印象がついてしまう。
確かに難関校に行ける人は限られていてその人達は賢くて努力してきたのだと思う。だけど、大学の難易度は関係ないのだ。何が大事かというと大学に行ってからどう過ごすかだ。難関校に行っても遊ぶことしかしなければその人はせっかくの恵まれた環境の中で何も得られない。知名度がない地方の公立でも、入ってから努力すればその人は何にでもなれる。大学の名前なんて、自分の名前の方が何倍も重要で大切。だって人生は大学だけで決まらないし、大学は単なる成長の通過点だから。
この事は母と、日本史の先生と、私の大好きな教育系YouTuberから教わった。
私1人では絶対に気がつけなかったと思う。
難関校に落ちたけど全力で挑めたから後悔はしてない。大学なんて縁のある所に受かるんだろうな。
この考え方を持ててよかったと思う。
共通テスト、前期試験、後期試験と、受験を一番長く辛く経験してきたことをこれから綴ろうと思う。
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