第19回(2022年3月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート
新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2022年3月度で19回目となりました。
今月も結果をレポートにして共有します。また、来月から年度が変わりますので、4月から3年目になる方の最終回になります。
プログラミングコンテストを試して見た経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。
ルールの説明
プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。
配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。
プロコンを行っている理由
新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングできて得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。
今回の結果
参加者は計40名です(入社1年目が24名、2年目が16名)。
出題は5問です。内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が2問、合計難易度が11のため、110点満点で制限時間110分です。
使用言語の分布
回答の傾向
難易度1の問題は人によっては使い慣れていない関数を使用する必要があり、正答率がいつもより低かったです。
2問目が最も正答率が高かったです。単純な最小値問題は皆さん解けるようになりました。3問目は図形の計算問題だったのですが思った以上に正答率が低く、数学への苦手意識を感じました。
難易度3の2問についてはコーディングの難しさより解法を導くことが難しかった印象です。
平均点は46.5点。全体を通しては数学的な問題が多かったため、低めの結果になりました。満点の方は3人です。
1〜3問目をある程度の方が解けてきているので良い傾向です。
今回の取りまとめと次回の話
1問目は前日との気温の差の絶対値から条件分岐する問題でした。
3問目は円の中心から線を複数本引き、その結果作られるパーツの面積比から弧の長さを求めます。
4問目は与えられた条件が非常にわかりづらかったです。2次元配列を利用することで解くことができました。
5問目は数学的知識が必要な問題で、再提出で正解までたどり着いた方が多数いました。
次月度は全探索が複数問出題されます。4月分のみ2年目になった方たちのみの実施になります。頑張っていきましょう。
前回の結果
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