第43回(2024年3月度)社内プロコンの結果|札幌開発のイベントレポート
新卒エンジニアが同僚とプログラミング学習する社内プログラミングコンテストも2024年3月度で43回目となりました。
今月も結果をレポートにして共有します。
プログラミングコンテストを試してみた経緯やメリットについては以下の記事に詳しく記載がありますのでご確認ください。
ルールの説明
プログラミングコンテストのプラットフォームとしてTOPSICを利用しています。TOPSICはAtCoderと同じ問題が出題されるため、競技プログラムを勉強した方にとって馴染みやすいプラットフォームです。
配点は難易度 × 10点。制限時間は1問当たり難易度 × 10分です。
プロコンを行っている理由
新卒で入社してソフトウェアエンジニアとしての長いキャリアを歩む上で、プログラミングが得意な方だと思ってもらえると、過ごす時間の中で理解できる幅が増えて可能性が広がると考えているためです。
今回の結果
参加者は計35名です(入社1年目が21名、入社2年目が14名)。
出題は5問で、内訳は難易度1が1問、難易度2が2問、難易度3が2問です。合計難易度が11のため、110点満点で制限時間110分です。
使用言語の分布
このメンバーでのコンテストは今回がラストですが、結果的にPythonが大人気でした。
回答の傾向
2問目は最小関数を使用したり、繰り返し処理と不等式を用いることで、与えられた値の最小を見つけ、長さの合計最大値を求めることができると思います。
3問目は投票にまつわる問題でした。商品の品切れなどという実用的なプログラムであったため、イメージが湧きやすかったかもしれません。
4問目はN個の点から、異なる3個の点を選んでできる三角形の最大面積を求める問題でした。制約により全通りの三角形の面積を探索したとしても、実行時間制限には十分間に合うと思います。
5問目はN個の電飾の色の組み合わせを決め、与えられる条件をもとに、美しさの合計を最大化する必要がありました。組み合わせの最適化には深さ優先探索(DFS)を利用し、すべての組み合わせを完全探索することで、解決できました。
平均点は69.1点です。皆さんよくできていました。
組み合わせや図形の問題は一年を通じて出題しているので、慣れてきた印象があります。
今回の取りまとめと次回の話
2年目の方は今回をもって月一のプログラミングコンテストは終了です。
4月は新2年目の方のみが参加します。頑張っていきましょう!
前回の結果
新卒採用に興味をお持ちの方へ
弊社の新卒採用に興味のある方は以下の新卒サイトをご参照下さい。
以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。