東京大学大学院|リモートで半年以上のチーム開発|札幌の長期インターンシップインタビュー
自己紹介・プロフィール
東京大学大学院 東京大学大学院 学際情報学府学際情報学専攻
星原 宏哉 22歳
2023/12/18 ~ 参加中(週13 ~ 32時間) リモートでの参加
参加したインターンシップ
東京大学大学院への進学
大学院進学は兄の影響が大きいです。6歳年上の兄も学部とは別の大学院に進学する姿を見て、自分も挑戦しようと決意しました。
コロナ禍の影響で自宅での勉強時間が増えたこともあり、目指すなら最高の場所で学びたいと思い、東京大学大学院を選びました。高い目標に挑戦することで、自分のスキルや知識レベルを引き上げたいと考えました。
研究について
研究テーマは現在構想中ですが、都市計画や都市解析における深層学習を中心に進めています。特に交通問題に関心があり、都心部での交通渋滞をどう解決できるかを模索しています。
学部時代には交差点の構造をデータとしてグラフ化し、その情報をもとに危険度を確率的に評価するという研究を進めていました。
グラフニューラルネットワークを活用して、交差点の幾何的な情報を分析し、危険度(事故が起こるか否か)を判定するシステムを開発しました。こちらの研究内容は、国際学会で発表することができました。オンラインでしたが、英語での実施は大きな経験になりました。
インターン参加のきっかけ
学部2年の頃からプログラミングの学習を始めました。兄がその時期に就職し、データ分析の重要性を紹介してくれたのがきっかけです。
週末には兄と一緒にプログラミングを勉強しました。その結果、Djangoなどの技術にも触れる機会が増えました。
業務内容
アサインチーム
・IT総務での社内システム開発
入社直後から、1〜2ヶ月間業務に携わりました。
・商品情報管理システムの改善プロジェクト
入社当初は週の勤務時間の関係で、チーム開発は難しかったですが、シフト変更後からこちらで業務を行いました。
タスクの内容
スクレイピングによる業務自動化
IT総務では毎月Adobeのアカウント更新が行われており、その際の領収書をダウンロードするという単純であるが労力のかかる業務としてあります。
スクレイピングによりブラウザの操作をプログラムに起こすことでそちらの業務を自動化しました。
商品情報の登録・更新時のエラーメッセージについて
アップロードされたファイルがシステム側が要求しているものと異なった際、正しくエラーハンドリングを行いユーザーがわかるエラーメッセージを表示させる必要があります。
ファイル形式の判定時にエラーが発生していたので、開発環境でファイルアップロードを行い、ログやデベロッパーツールを用いて解析しました。
必須ヘッダ名には確認プログラムが走るのに対し、オプションとなるヘッダ名にはプログラムが存在していなかったため、追記することで解決しました。
働いてみて
エラーが発生した際に、莫大な数のファイルから原因を特定するのが大変でした。徐々にシステムに触れることで慣れることができました。
チームミーティングの前後には、インターン生同士で分からないことを共有し合い、その上でメンターに質問するという流れをとっていました。こうしたコミュニケーションを通じて、効率的な問題解決の方法を学びました。
会社の印象
質問に対して丁寧に回答をいただける等、組織としての対応が凄く迅速でした。日本の企業は堅い印象がありましたが、実際にはカジュアルな雰囲気で、リモート環境でも働きやすい環境であることが伝わりました。
今後の展望
エンジニアとして、外資系企業で働きたいと考えています。現在の実務経験や英語力では十分ではないため、まずは日本で外資系企業に就職し、経験を積みたいです。
最終的には米国などで働きたいと思っていますが、ビザの問題もあるため、まずは国内でのキャリアを築きたいと考えています。
インターンシップに興味をお持ちの方へ
募集要項や応募選考フローや良くある質問などの情報を長期インターンシップ募集サイトにまとめました。興味をお持ちの方はリンク先をご確認下さいますようお願いします。
以上となります。お読みいただき、ありがとうございました。