「子どもの性被害予防に必要な一冊」の声も!親子で楽しく“命を守る知識”が身に付く本があった
ダイヤモンド社の書籍の読者から頂戴した感想文から、あのベストセラーがどんな読まれ方をしているのか探ってみようという本企画。今回は、池上彰さんが総監修を務め『いのちをまもる図鑑 最強のピンチ脱出マニュアル』を取り上げます!(ダイヤモンド社書籍オンライン編集部)
『いのちをまもる図鑑』
読者から届いた反響とは?
インパクトがある表紙のイラストが特徴的な『いのちをまもる図鑑』は、海や川、山での不幸な事故が増えてしまう子どもの夏休みの時期に、多くの親子に手に取っていただきました。
ただ、夏休みが終わっても、「命の危険」がゼロになることは残念ながらありません。それは、子どもにとっても大人にとっても同じで、日常生活の意外なところにも命の危険は潜んでいるものです。そして『いのちをまもる図鑑』では、「危険生物」「自然・災害」「ケガ・事故」「犯罪」「身の回りの危険」と、さまざまなシーンにおける命の危険から自分の身を守る方法について網羅しています。
読者のみなさまからも、その点について好評をいただいています。
「子どもの性被害を
予防するのに必要な一冊」
読者から頂戴した感想の中には、「性犯罪から子どもを守る」という観点からの切実な思いも多く寄せられていました。その中からいくつかご紹介したいと思います。
近年、「子どもに対する性教育」の重要性に対して社会的な関心が高まってきていますが、そのことを映し出したような感想を頂戴しました。
現代の親世代でも、子どもの頃に性教育をきちんと受けたことがない人は多いでしょう。そのため、「わが子にどうやって伝えたらいいか分からない」と悩む保護者は多いと思われます。親も子も互いに、つい恥ずかしがったり、茶化したりしてしまうものです。そんなときに『いのちをまもる図鑑』が手元にあれば、お子さんと真剣に話し合うためのいいきっかけになるかもしれません。
「自分が嫌だと思ったら、いじめだ」
とハッキリ書いてくれていた
また、「いじめ」についても、この本ではカバーしています。その箇所を読んだ読者から、「勇気をもらいました」というメッセージもいただきました。
いじめについて「命を守る」という観点から考えることができれば、被害者側も加害者側も周囲の人も、対応や行動が大きく変わる場合があるかもしれません。そして、そのことがいじめに悩む人の人生を変えるかもしれません。
本の中に散りばめられた
子どもも大人も読みたくなる「仕掛け」
その他に数多く寄せられた感想としては、親子で楽しく読める仕掛けに関するものがあります。いくつかご紹介したいと思います。
表紙をご覧いただいても分かるように、イラストやマンガがふんだんに盛り込まれているので、子どもが手に取りやすい作りになっています。「店頭で立ち読みし、子どもが内容に興味を持った」(40代・女性)というように、お子さんを惹きつけているのです。
また、中身が「クイズ形式」になっている点についても、「親子で楽しめた」という感想を頂戴しました。
「知っている」というだけで命を守れることがあります。親子で楽しみながら読んでいただけたら幸いです。
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